世間的にスーツを着ないで仕事をする事が容認され、
それはそれは助かっているのですが、
つい数年前迄はネクタイ着用が当たり前。
それをホリエモンの影響を受けたIT業界の方々が先陣をきって、
一挙に広めてくれたと思っております。
朝まで生テレビでホリエモンを見た時は
そのスタイルを含め、随分挑発的な人だなとビックリしました。
この方は多くにおいて物事の本質をとらえおり、
発言や著書を見て、目から鱗という事がよくありますが、
歯に絹着せぬ発言で、近い距離の方は大変なんでしょうか。
亡くなったナニワ金融道の著者、青木雄二に似ているように思います。
現在の日本の気候でウールで全身を包み、
シルクで首元を飾るのは、
運転手付きの車で移動される方はいいかもしれませんが、
地下鉄で通勤したり、
安居酒屋でビールをあおる我々のような庶民にはどう考えても無理がありますね。
アロハや、かりゆしシシャツが話に持ち上がりますが、
安易に沖縄にゴマすっているようで、
それならむしろ着流しでも着るべきだと思います。
それ以前はちょうどクラシコイタリアが世に広まり、
30万のスーツとか6万円のシャツとか15万の靴を身に着ける方も多かったと思いますが、
電車通勤するような人間がそれをするのは、今考えればまた行き過ぎ。
イタリアは国策として重衣料を売り出して、まさに服飾バブルですね。
ドゥエボットーニのシャツとか、ボタンホールの派手なシャツ
若い方が好む先の尖った革靴とかは、その名残りというべきか、
ネクタイをしなくなった分の装飾の様な気が致します。
そういうわけで弊社でも、襟が付いていて、安価で、
何となく許されそうで、何となく便利なポロシャツ姿が多いのですが、
ポロシャツのブランドてのはそういくつもないので、
ラコステとかフレッドペリーとかラルフローレンとかになると思うのですが、
何とか被らないように皆チョコチョコ買い物に出かけています。
気付くと襟を立ててしまう男
ついつい胸をはだけてしまう男
腹を凹ます男 (私)
社員に贈ってもらい気に入って、自分でもう一枚買いました。
そういうわけで、しばらくはポロシャツ等で失礼致します。
(契約時や、お客様のお召し物等シチュエーションは考えて、スーツジャケットなど着用しております)
遠藤康志