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今年から所得税の給与所得控除と基礎控除が引き上げられます

それに伴い俗にいう103万円の壁が160万円に引き上げられます

アメトピに載っていたブログを読んでいたら

ブログ主さんが扶養について勘違いされていて

勘違いしている記事がアメトピに載ると言うことは

きっと勘違いされている方が多いのだろうなぁと思い

お節介記事を書いています

１．103万円の壁とは？

会社からお給料をもらって働いている人が

年収103万円を超えて働くと所得税を納めなければいけなくなること

所得税を納めなくて良いギリギリの年収

それが103万円

２．103万円を超えるとどうなる？

年収が103万円の壁を超えると所得税を納めなければいけなくなる

世間では

103万円をこえると所得税を納めなければいけなくなって手取りが減るから

パートの主婦が年収が103万円を超えないように

11月や12月に休みを取って働き控えをすることが問題

と捉えていますが

実際にはこの考え方は間違っています

仮に年収が105万円だった場合

105万円から給与所得控除（55万円）と

基礎控除（48万円）を引いた2万円に所得税率５％をかけて

所得税1,000円を納めることになります

納める税金はたった1,000円ですよ

そりゃぁ、払わなくて良いなら1円だって払いたくはありません

しかし、1,000円納めたら19,000円お給料がもらえるのなら

私なら1,000円を納めて19,000円の手取りを取ります

３．主婦はなぜこんなに103万円の壁を気にするのか？

一番の理由は働く主婦自身が

世間で103万円の壁と言っているから

年収が103万円を超えたらいけないと信じている！

これにつきます

信じているために11月12月に働き控えをする

もちろん、信じるには理由があって

すべての主婦が理由もなく103万円の壁を妄信的に信じているわけではありません

きちんと理由をわかっていて103万円を超えない働き方をしている主婦もいます

その理由とは夫の会社からもらえる扶養（配偶者）手当の存在です

会社によって扶養手当がある会社、ない会社があります

また、扶養手当がある会社の場合

扶養手当の支給基準があります

その支給基準を社員に扶養されている家族の年収が103万円未満としている会社が多いためです

この扶養手当の支給基準、103万円の会社もあれば

100万円の会社、130万円の会社など会社によって違いがあります

私の夫の会社の場合130万円でした

主婦の方は一度夫の会社の扶養手当について調べてみることをお勧めします

扶養手当がなければ103万円の壁は存在しませんし

100万円なら100万円をこえないようにしなければいけません

130万円ならもう少し働けます

※

ややこしくなるので令和６年度の定額減税は無視して

パートの主婦を対象に所得控除について

その他の控除はない前提で書いています

また、自治体によって年収98万円～103万円を超えると

住民税がかかります

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主婦の働き方 103万円の壁、160万円へ引き上げ その１

主婦の働き方　103万円の壁、160万円へ引き上げ　その１