みか37歳妊活ブログ☆子宮外妊娠で両卵管切除からの体外受精

みか37歳妊活ブログ☆子宮外妊娠で両卵管切除からの体外受精

37歳体外受精に挑戦中。両側卵管閉鎖、低AMH、子宮筋腫など…問題山積みですがとにかく前に進みます

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長い間ブログが書けませんでした。心配して下さった方、気にして下さっている方がいるかも知れませんし、自分の今後のための記録としてもやっぱりブログを書こうと決意し、書く事にします。

単刀直入に言うと  タイトル通り、判定日に陽性判定を頂きましたが、その後流産しました。

5日目胚盤胞5BBの良好胚盤胞を移植したので自分でもかなり期待していました。


ホルモン補充で内膜も11ミリと 理想的。

後は着床してくれるだけ…



BT8には待ちきれずにフライングすると

わりとハッキリとした陽性ラインが出ました。


BT9  BT10  BT11  と日を追うごとに濃くハッキリとした陽性ライン。

あ、これは妊娠したなと確信しました。


ですが妊娠初期症状はあまりなく、不安な日々を過ごしましたが

BT14  やっとクリニックの判定日。

血中hcg  1200


先生に「おめでとう!」と握手されました…


もう…  おめでとう… って   気が早いなぁと思いましたが嬉しかったです。


数値も良いし、今後、無事に継続する確率は高いですよ、と言われてホッとしました。



血中hcgが1000を超えているので、今  子宮を見れば多分小さな胎嚢が確認できると思うけど

クリニックの方針で判定日には内診しないそうなので、その日はそれで帰りました。


身体は少しだるい。熱っぽい。


症状はそれくらい。


その日からルティナス膣錠が始まりました。


1週間後の胎嚢確認がとても楽しみでした。


ですが判定日から3日目、BT17


ルティナス膣錠を挿入した時に   出血している事に気付く。


茶オリではなくピンク色。


ま…まぁ、妊娠初期の出血はよくあるって言うし、様子を見よう。


土曜の午後でした。

でも夜になるとおさまるどころかピンク色から鮮血に変わる。



そして  怠さや熱っぽさも突然消える。あれ?妊娠初期症状がなくなっちゃったよ、と焦る。



出血は生理初日くらい。トイレに行くたびにトイレットペーパーに赤い血が着く…
おりものシートにも赤い血が着きます。


クリニックに行きたいけど明日は日曜日…お休みです。


あわわガーン  この日は眠れない夜を過ごしました。


日曜日はひたすら横になってました。出血止まれ…出血止まれ…


でも止まらない。少しずつ増えてる…


この日も眠れなかった。


そしてやっと月曜の朝。  基本的には予約制のクリニックですが、そんな悠長な事は言ってられない。


半泣きで診察開始時間と同時にクリニックに入りました。


てんぱってしまって受付の方にうまく説明できなかったけど  察してくれて  すぐに診察に回してくれました。


先生のエコーが始まる。


 先生が「わ…  かなり出血してる…コレは難しいかもしれないな」


と言った瞬間に   ボタボタボターっと勢い良く血の塊が出て大出血!!


内診台の下は血の海に。


看護師さんがたくさん来て  内診室  大パニック。




私は内診台の上で 放心状態




あぁ、終わった…  と思いました。



不思議と痛みはなく、ただただ   血が大放出。



オムツのような大きいナプキンを付けられて





私の妊娠はこの日あっけなく 終わりました。



フラフラしながら採血したら、


血中hcgは460まで下がってる。


数日前には1200もあったのに。


というわけで、5週3日で完全流産となりました。



数時間病院で休んだものの、まだ大出血は続いてる。 



夫は出張中でいないから迎えに来てくれる人もいない。

でもずっとクリニックにいるわけにもいかないから帰らないと…


電車は無理だからタクシーか、


クリニックを出て  すぐにタクシーを止める。


たまたま手を上げて止まったタクシーの後部座席が白いカバーのシートでした。あちゃー


そう言えばタクシーってだいたい白いカバーがしてあるな…とその時に気付くけどもう遅い。


どうしよう。汚してしまうかもしれない。


でも何て説明しようか、『黒いカバーのタクシーを探していたので、すみません、やっぱり行って下さい』

って言おうかなと迷っていると(タクシー止めておいて、えっと…えっと…と 乗り込まずに挙動不審な私)


どうしましたか?と優しそうなおじいさん運転手が声をかけてくれて


この人ならわかってくれるかも…と勝手に思い

本当の事を言ってしまいました。


『すみません、今、そこの婦人科からの帰りなんですが、流産してしまって大出血しているので座席を汚してしまうかもしれません、ビニールシートみたいな物はないですよね?』


ここまで言いながら  声はガタガタ震えていました。


初対面の人に ここまで言うなんて恥ずかしいし、何よりも迷惑ですよねこんな客。


シート汚すかもなんて言われたら、普通は断られる…。


すると おじいさん運転手は さっとトランクを開けて、中から黒い大きな座布団のような物を出してくれました。


気にしないで、汚してもいいから!捨てようと思ってたから!


と。


ここで初めて  ボロボロと泣きました。


このひと泣きで涙腺が崩壊してしまったようで、


家に帰る間も  タクシーの中でずっと息を殺してボロボロ泣き続けていました。




家の前にタクシーが着いて  そーっと立ち上がると   


出血も落ちついていて、座布団 汚してなかった。


よかった…



運転手さんに何度も何度もお礼を言って  立ち去ろうとした時に  


『女性の運転手なら、もっと気の利いた事が言えたかもしれないけど、男なもんで、何も言えなくてすみません。でも  きっと これから いいことありますから』と力強く言ってくれました。


流産で悲しかったけど この日  優しい人に出会えてよかったです。


しばらく泣き続ける日々でした。


今日で完全流産から2週間経ち、やっと出血も少なくなりました。


心身ともに不安定なので  復活までもう少し時間が  かかりそう。

長くなってすみません。