昨日は住環境特別セミナーを聴きに行きました。

 

建築が健康に与える影響を研究をされているドクターや、MRIなど大掛かりな器具を使わずに脳処理を簡単に計測する技術を開発した研究者、脳科学や心理学と運命学を統合した「運と風水」の専門家、建築医学に基づいて住宅を作る会社社長と、講演者も多岐にわたってとても面白かったです。

 

ストレスが健康に悪い影響があるのは良く知られています。

 

“ストレス”といえば、私たちは人間関係からくるストレスと思い浮かべますが、実は最も影響力が大きいのが住環境からくるストレスだそうです。

 

なぜなら五感を通して入ってくる情報の95%が、潜在意識(無意識)に入ってきます。

 

つまりは、もの凄く多い情報が無意識層の引き出しに詰まっています。そして行動するために、その引き出しから有益だと思うもの取り出して判断し行動します。

 

環境、特に生活している家は多くの情報を脳にインプットし、結果的に私たちの行動に影響を与えるということです。

私たちは自分で意識して行動しているつもりでも、意外と無意識に選択して行動することが多いんです。

だから、どんな人やモノに取り囲まれているのか、これが最も大事なこと。

 

何を見て、どんな言葉や音を聞き、どんな臭いをかぐのか、そして何を食べるのか、何に触れるのか。

 

朝、目覚めて時に最初に目にするものが暗い感じのものだと、一日中ウツウツとした気分になります。

 

気分が悪いだけでなく、長年続ければ脳細胞が死滅して鬱病や認知症にもなります。

 

散らかった家の中にいるということは、脳細胞が少しずつ死滅して、優先順位がつけられなくなってきている。怖いですねぇ。

 

だから断捨離すれば片付いて綺麗になるだけでなく、頭がスッキリして気持ちが良いんですね。

 

逆に殺風景なくらいモノがなくて色彩のない白黒の家は、医学的にも運気の面でも悪いということは知りませんでした。いわゆる「〇印良品の家」です。

 

ただ、家はそう簡単には買い替えられません。

 

そういう場合は、カーテンの色を暖色系に変えるとか、リッチ感のあるものを置く、それに家具も高低のあるものを置いて、起伏のあるレイアウトが良いそうです。

 

変化や動きのない生活は脳に刺激が少なく、これも認知症になりやすいそうです。だから時々レイアウト変更も有効です。

これなら、引っ越ししなくてもすぐに出来ます。

 

動物を飼っている人は長生きする言われますが、科学的にも根拠があるんですね。

 

我が家では毎日、朝起きると愛犬が「おはよう~♡」とベッドに上がってきます。

 

目が覚めて一番に見るものは愛犬の顔(*^。^*)

 

そして手に触れる毛並みの感触。陽の燦燦とあたった芝生のような愛犬の臭い。

 

ラン丸に朝のキスをしながら「あ~、幸せ」と起き上がります。 親バカです。。。

 

でも一番の良いことは、人間の健康というよりも、お互いに幸せに暮らせることです。