国際結婚と言っても幅広い組み合わせがある。

日本人とアメリカ人カップルがまず私の頭に浮かぶ最初のイメージ。でも活躍目覚ましい日本人女性は世界中に居てその国のパートナーと暮らしている。周りを見てもフランス人、インド人、メキシコ人、ドイツ人と国際色華やか。

 

先日読んだ本「一度も植民地になったことがない日本」は

スェーデン人の夫を持ちヨーロッパで暮らしている日本人女性が著者。ヨーロッパ人と日本人の考え方の違いが綴られている。結婚生活だけでなく色々な場面での食い違いやへーそうなの?と思った場面が多く面白い。

 

中でも「気配りはヨーロッパでは通じない」と言う章は結構目から鱗。仕事相手のドイツ人の事を思って取った行動が喜ばれるどころか怒られたそうで、頼まない事はやらないで! 頼んだ事をやらないよりも、頼まない事をやられるほうが困る!と日本人女性はドイツ人にカンカンになって怒られたとの事。

 

上の場面で、私の夫のアメリカ人なら多分「ありがとう」と言うかも。アメリカ人と日本人の思考は割と近いかな。

それとも日本人や日本が大好きで、日本に住んだ事もあり日本語を話す夫のアメリカ人が日本化しているのかな。

 

私は気配りは素晴らしいと思いつつ、アメリカに長く住んでいると忘れがちだった事を反省した今日この頃。