入院中の叔母のこと。

申し込んでおいた施設の入居が決まりました。

 

本人にどう説明したらいいのか

考えれば考えるほど、気が重くなるけど

なるようになれ!という割り切りも、必要ですね・・

 

 

一人暮らしの部屋で、倒れていた叔母を発見した時の事は

忘れられない。

 

 

部屋を整理していた時

叔母は一人が好きと言っていたけど

「家族」というものに、憧れがあったと感じるモノがあって

叔母を可哀そうだと思った。

 

 

可哀そうで涙が止まらなかったと、ある人に話したら

 

「叔母さんの人生を可哀そうと思うのは、違うよね」 

と言われ、納得。

本当にそう。

 

 

私だって

「きょうだいも子供もいなくて、可哀そうだね」って言われたら

それはちょっと違うと思うから。

 

 

叔母の暮らしは、慎ましい中にも

こだわりのティーポット、ご飯茶碗に、お洒落な洋服・・

心豊かに、自分なりの幸せを見つけていたんだと思います。

 

 

これからは施設で、家族ではないけれど

あたたかい方の、あたたかい手を感じながら

穏やかに過ごして欲しいです。

 

私も、出来ることは限られているけど

悔いのないように寄り添います。

 

 

先日、うちのワンコの娘のシャンプーに行きました。

トリマーさんは、保健所から我が家に来るまで仮ママさんだった人です。

 

最近、卒業生(ワンコ)の、悲しい知らせが続いていると。

 

何歳でした?

うちの子は、たまたま誕生日がわかっているから、普通に聞いたけど

 

 

推定でしか、わからないからね~と。

 

 

そうでした・・・

 

どんな暮らしをしてきたのか、わからない。

正確な年齢もわからないけど

とにかく家族になろうよって、思ってもらえたんだね。。

 

そう思うと、胸が熱くなって

迎えられた方に、あらためて頭が下がる思いでした。

 

 

人間に愛される子が

もっともっと増えて欲しいと思います。