母が肺がんとわかってから5年と半年が過ぎました。
白内障、緑内障、骨粗鬆症による腰痛、膝痛、帯状疱疹の後遺症で在宅酸素。それでも身の回りのことはなんとか自分でこなし毎日を過ごしてくれていることに感謝です。
それでも5年前のようにスムーズにはいかず、母は掛け声をかけながら階段を上ったり、洋服を脱ぐときも、立ち上がるときも「いちにのさ~んのしのにのご!」と自分に気合いをいれるため掛け声をかけます。
段差を上がるときは「そ~れっ!」って掛け声をかけながら上ります。たった一段の段差も母は必死なのです。
不思議と掛け声をかけながらだと辛くないと言います。
知らない人がはたから聞いているとちょっと頭がおかしい人に思うと思うのですが、私にはそんな母の掛け声がうれしくてたまりません。