まだまだあるよ、罪悪感。
洗い物担当の娘ちゃん。
グツグツ煮込んでみんなで食べようね。
仕方ないってわかってるけど、
まだまだクセが抜けない時もあるけどね、
昨日は台風の影響で、
旦那さんが早帰りしてくれました。
洗面所には1週間分の洗濯物の山。
シンクには洗い物の山。
物干しには乾いた洗濯物の山。
空になってきた冷蔵庫の中。
気圧のせいか頭痛でダウンする私。
無事に北海道から帰ってきた娘と
旦那さんが力を合わせて
ひとつずつやっつけていく。
洗い物担当の娘ちゃん。
周りがゴチャゴチャなのはご勘弁を
洗濯担当の旦那さん。
テキパキ2回回して干していく。
洗い物終えた娘、乾いたのを畳む。
そして、2人してスーパーへ買い物に。
ママは休んでていいからね、と
娘が温めた米ぬかカイロを手渡してくれる。
旦那さんも横になっとけーって言ってくれる。
2人ともこんなにしてくれて、
私1人で寝てていいのかな
ジワジワとそんなことを思う。
買い物から帰ってくると、
旦那さんが夜ごはんを作ってくれた。
野菜もたっぷり入れて、
私の食べたいものをチョイス。
食べられるだけ食べて、
私はゴロゴロしてると
旦那さんが食器を洗ってくれた。
私、本当に何もしてないなぁ。
いいのかなぁ。
しあわせな時ほど不安になる。
これが私のクセ。
だから、そう思う度に
本当にありがとうって心の中で言ってみた。
こんなにしてくれて、幸せだよって。
彼が作ってくれたご飯は
本当にやさしくて美味しい。
娘がかけてくれる言葉は
本当にやさしくて愛に満ちている。
6歳の娘に毛布をかけてもらい、
靴下まで履かせてもらう。
だけど、私はママなんだ。
3人揃って食べるご飯がすき。
みんな笑っていっぱい食べて
しあわせだなーって思う。
朝の炊飯も娘に丸投げ。
炊きたてご飯と塩昆布でおにぎりにしたよ。
昨日買ってきて貰った材料で、
午前中から鶏肉と野菜のスープを作った。
人参の皮むきに洗い物、
苦手なジャガイモ皮むきも頑張る娘ちゃん。
私もキャベツ、玉ねぎ、きのこに手羽元
どんどんお鍋に入れていく。
グツグツ煮込んでみんなで食べようね。
みんな大好き野菜たっぷりスープ。
楽しみにしていた予定が、
明日になりクッションかぶって絶望してた娘。
仕方ないってわかってるけど、
今日が良かったー！って号泣（笑）
それから髪結んで、
スープ作り&味見でご機嫌に。
こんなに人に頼っていいんだな、
ひとりで頑張らなくていいんだな。
私はすぐ忘れちゃうから、
こうやって何回も思い出させてくれる。
そういえば、娘がこんなこと言ってた。
『神様のところにいったら、いつも弟か妹が欲しいですってお願いしててね、きっと何回も何回もお願いしたから2人になって（双子のこと）きてくれるんだよ。』
※神様のところとは神社のことです。
彼女は今から双子ちゃんが
可愛くてたまらないみたい。
旦那さんも双子なんて運命だ！って
毎日お腹に向かって話しかけてる。
そうか、これが家族なんだ。
何かをしてやってる、とかじゃなくて
ひとりが動けないなら
動けるふたりがやればいいじゃんって。
私が動けないことで、
娘はどんどんやれることが増えている。
それが彼女の自信にも繋がっている。
旦那さんは家事をやることで、
父親としての自覚が芽生えてる。
そして、家族に対する愛情もより深くなってる。
男の女に対する愛情を舐めてたのかもしれない。
私がやらないと、みんなが困る。
そう思ってたのは私だけで
現実は私がやらなくても、みんながやる。
そして、誰も困ってない。
出来る時に出来ることをすればいい。
フラフラしながら洗濯物干すことなんて
誰も望んでないんだから。
無理しないで、って言われても
無理しないとやってられないでしょ！って
心の中で思っていたシングルマザー時代。
何年も時が過ぎて、
私は家族という最高のチームに恵まれた。
まだまだクセが抜けない時もあるけどね、
ちょっとずつでいいよ。
たまに不安になって、
その度に家族の愛に触れて
そうだやっぱりこれでいいんだって
何度でも繰り返し確かめればいい。
自分の足で一歩ずつ。