こんばんは!
10/30に出産をしたことを先日報告しましたが、
妊娠から出産までの経緯のことを書こうと思います。
理由は、単純に自分が忘れないようにしたいのと、
妊娠や出産ていうのは普通に生活してるだけだと未知なことが多いと思うし、
漠然とした不安や恐怖を持っている人もいると思うから。
あと、やっぱり自分がした素晴らしい経験をみんなに自慢したいから!笑
わたしは、高校3年生のときに美容の専門学校に行くことをきめて、そこから志望校を決めて、
資生堂の学校を志望することにしました。
最初はAO試験を受けたんだけど、専門学校なんて落ちないだろうと甘く見ていたわたしは
高校時代に学校サボりまくってたのがたたってAOにまんまと落ちて、
1ヶ月後に一般試験で再受験しました。
AOに落ちてから一般試験までの1ヶ月は、バイト中も勉強して
学校の10分休憩もずっと勉強や試験のための準備をしていて、
ほんとうに受かりたくて必死でした。悔しくて。
その甲斐あってか一般試験で合格が決まって、夢にまでみた資生堂の学校に通える!って本当に嬉しかったし、
両親はもちろん先生や友達、恋人、たくさんのひとが喜んでくれてお祝いしてくれて、
むかし資生堂に勤めてた親戚は銀座の資生堂パーラーでお祝いをしてくれたり。
ここまでたくさんの人にお世話になり、応援してもらってる以上は
わたしの夢はわたしひとりのものではない、と改めて思い知らされました。
でも、高校を卒業するころ、自分の体におかしいなって思うところが出てきて、
調べてみたら妊娠がわかって。
そのときは、わたしだけのものではないみんなの夢がかかっている以上、
学校には何が何でもいかなくちゃ、でもこれじゃ卒業できない…って思うと
悲しいような、やりきれないような、不安な気持ちでいっぱいでした。
産むのか産まないのか、育てるのか育てないのか、
簡単にすぐに出せる答えなわけがなくて、
両親と恋人と親友のたった4人にしか言えなくて、どうしたらいいかわからなくて。
それでも少しずつ大きくなっていくお腹の中のいのちを見捨てることはできなくて、
すぐに決意ができたわけじゃないけれど、
2年後に専門学校を卒業することを諦めました。
2年後の卒業は諦めても、両親が授業料は払ってくれているし
受ける価値は絶対にある授業だから、
卒業できなくても通えるうちは学校に行きたかった。
専門学校の担任の先生に話して、何とか学校に通いたくて、
先生も協力すると言ってくださり、普通のひとりの生徒として通い始めました。
ちょうど入学式の日、その日からつわりが酷くなってきて
食べても戻しちゃうし、電車に1時間半ふつうに乗っていることもできないし、
つわりはもちろんその日で終わるはずもなく、学校に通い始めても一向におさまらなくて。
美容学生なのに、化粧品の匂いがダメ。
アイロンで熱された髪の毛の匂いもダメ。
ネイルポリッシュの匂いも、シャンプーの匂いさえもダメ。
エステやシャンプーの実技試験の体制もダメ。
座学では眠りづわりで気づいたら寝ちゃうし。
大好きだったはずの美容を体が受け入れてくれなくなって、
楽しくて仕方なかったはずなのにお化粧もできなくて、
髪の毛だって綺麗にしたいのに体調がそれを許してくれなくて、
自分は美容学生なのに…って悔しくて
匂いのある化粧品を捨てたり
毎日泣きながら帰ったり
何の疑いもなく卒業を目指してるクラスメイトが憎いくらい羨ましくなったりもしました。
それでも学校には行きたくて、過去の自分にもクラスメイトにも負けたくなくて…
学園生活が始まって1ヶ月と少し経ったある日、担任の先生と学年主任の先生に呼び出されて
「あなたはお母さんなのよ」
と真剣に話をしてくれて、私のこととお腹の赤ちゃんのことを心配してくれて。
そのときにようやく、私のお腹の中には私にしか守れないいのちがいるんだ
ってことに気づかされました。
いまは戦うときじゃなくて、守るときなんだって。
それから、先生がたくさん相談にのってくれて、実家に帰ることになりました。
学校のクラスメイトにその話はしていなくて、
心配して連絡してくれる子がいたり、
長く休んでいたから私に連絡がこなくてもみんな疑問に思ってるんだろうな、と思って
そうするとますます学校に行きづらくなって。
梅雨のころ、少しずつつわりが落ち着いて
クラスメイトにほんとうのことを話しに行きました。
出会ってたった1ヶ月のひとに話すことじゃないし、
自分だったら受け入れられないかもしれないって思うと話すのがすっごく怖かった。
でも、話したらクラスメイトの子たちはあたたかい言葉をかけてくれて
全員ではないかもしれないけど、たくさんの子が私の背中を押してくれました。
たった1ヶ月のわたしにあんなことばをかけてくれる人は
そんなにたくさんはいないと思う、だからほんとうにうれしくて
たった1ヶ月でも、この学校に通ってよかった、このクラスでよかった
って心の底から思いました。
それからは、家で赤ちゃんのためのものを作ってみたり
夏休みに入ったら、母がわたしをいろんなところに連れて行ってくれたり
毎日があっというまにすぎていって。
それで、出産予定月になって。
入院する前日に、飼ってたジャンガリアンハムスターのいよが
2歳と4ヶ月でお星さまになりました。
いまになって思うと、私が赤ちゃんと出会えるまでさみしくないように
いっしょにいてくれたのかなと思います。
出産は、母と恋人が精一杯サポートしてくれて
自分では、いいお産ができたって思ってます。
生まれてきたわが子は、いちばん最初は
これ(言い方がおかしいけど)がお腹の中に入ってたなんて…信じられない
ほんとうにただのデブじゃなかったんだ、わたしほんとうに妊婦だったんだ、って感じで
自分が一生懸命おなかで育ててきたわが子だー!
感動ー!っていうより、不思議でしょうがなくて。笑
それでも、他に入院してる赤ちゃんたちを見てると
「うちの子がいちばんかわいい」って思うくらい順調に親バカになれたし、
今でも、わが子がいちばんかわいいって思ってる。笑
わたしの人生は、
若いうちから自由を奪われて苦労してるって思う人もいるかもしれない。
かわいそうとか、しくじったとか、バカだとかいう人もいると思う。
でも、産んだいま思うことは、
若いうちからこんなに素晴らしい経験ができて幸せだし、
まだ若くて元気なうちに娘が大きくなってくれるから、
行きたいところにもたくさんいっしょにいける、死ぬまで娘と長くいっしょにいれる、
って思います。
子どもは授かりものなので、欲しい!と思ったタイミングではそう簡単にはできないし、
欲しくても欲しくても、叶わないひともいます。
わたしがこのタイミングで子どもを授かったことは、
決して無意味なことではない、意味があることだったし
幸せなことだって思えます。
それは、自分のことを支えてくれたたくさんのひとや
いつもわたしに笑顔と幸せをくれる娘のおかげ。
子どもを産まない選択をした人、
育てない選択をした人、
絶対にいけないことではないと思います。
私には支えてくれる人がいたけど、そうでない人だってたくさんいるから。
だけどもし、出産が怖いとか、育児が不安とか、そういう気持ちがあって決断ができないひとには
子どもは恐怖も不安も全て吹き飛ばしてくれる存在だってことを伝えたい!
恥ずかしい話だけど、わたしは昔からおばけがこわくて
お風呂のあとに鏡のまえで髪の毛を乾かせませんでした。
夜寝る時は、布団の中に潜らないと眠れませんでした。
でも、子どもができるとそういう恐怖も全て忘れるくらい、隣にいる娘が可愛いです。
娘に怖いことをしなければいいや、って思うようになりました。
妊娠や出産は、誰にでも経験のできることではなくて
人類の約50%の女性にしか絶対に経験のできないことで、
さらにその50%の中でも、みんながみんな経験できることではないです。
だけど、女のひとなら誰にでも起こりうること。
まえにtwitterでちょろっと書いたこともあるけど、私もそうでしたけど
妊娠や出産にマイナスイメージを持つひとってほんとうに多くて。
妊娠したら身体は確かに重くなるし、つわりは今でも思い出したくないほどしんどかった!
だけど、1日の終わりにお風呂に入るときに
自分の大きなお腹をみると、とっても幸せな気持ちになります、
それこそ崩れたボディラインなんて気にならないくらいに。
出産だって、鼻からスイカって表現は
大げさ~!とは言えないかもしれないけど、
どんなに長くても、ピークはそう長くないです。
痛みの感じ方には個人差があると思うけど、私は6cmまでは普通に結構しゃべったり談笑したりしてました。
だし、どんなに痛くても長く感じても、
生まれた瞬間の感動は他の何にも例えられないほど大きいし、
その感動で痛みなんてすべて吹っ飛びます。
産後も、会陰切開は食欲が失せるほど痛いし
母乳の分泌が始まると歩くときの風圧すら痛い!ほんとうに!笑
でも、どちらも3日でウソのようによくなります。これも個人差はあるとおもうけど。
それに、いまは医療も発達して痛くない出産もできます。
女のひとには、出産イコール痛い、怖いってイメージが少しでもなくなってほしい。
確かに痛いし怖いことかもしれない、
でも経験した人にしかわからない感動があって、
その感動は自分の価値観も、優先事項も、すべてを変えます。
わたしは、結果として学校に行けなくなった。
また学校に行ける目処なんて経っていないけど、
学校に行くのよりも大きな勉強をしていると思っています。
なので卑屈に思ったりしないし、自分を恥ずかしいとかかわいそうとかも思わない!
むしろラッキーってかんじ!笑
私の思ってることばかりでものすごく押しつけがましい文章になっているので、
これを見て嫌な気持ちになる人もいるかも、ごめんなさい。
だけど私は、妊娠や出産の素晴らしさを理解してほしいし
若い親への頭ごなしのマイナスな偏見は間違ってると思うし、
周りに妊娠してる人や出産した人、育児してる人に
もっと興味関心をもってほしい。
私に興味をもって!褒めて!って言ってるみたいだけどそうではなくて!笑
これを読んでくれてる人はたぶん私や妊娠、出産に興味を持ってくれてる人だし
興味を持ってくれてることは本当に嬉しいしありがたいことだけど
自分の周りの身近な、妊婦さんやお母さんに興味を持ってほしい。自分のお母さんとか。
そして、いつか自分にも訪れるかもしれない妊娠や出産を
前向きに捉えてもらえるといいなって思います。
長くてごめんなさい!終わります。
