僕は武道をやっている。

それは「居合道」

居合道を始めたきっかけはそんな大それた理由があった訳ではない。

「るろうに剣心」と言うアニメが好きで刀に興味を持ち先人の侍に興味を持ち最終的にこの「居合道」に辿り着いたのだ。


今までの人生の中で武道の経験は全くなかった。

年齢も決して若いと言う訳ではなく、運動神経に長けていると言う事もない。


大人になるとなかなか新しい事へのチャレンジと言うのは若い時に比べるとハードルが高い気になる。


正直なところ僕も習いたい気持ちはあったが最初は迷いや不安もあった。


それでも最終的に自分が下した決断は「歳のせいにするのはやめよう。一度しかない人生、自分の気持ちに正直にやりたい事はやろう」だった。


そんな訳で居合道の世界に飛び込んだわけだが、実際にやってみると、何て奥深く難しいのだろうと痛感した。


でも稽古をやればやる程に難しく、やればやる程に楽しくどんどんとこの世界に惹き込まれて行くのだ。


もちろんまだまだ僕はこの居合道の道を歩み始めたばかりで、何も偉そうな事を語れる程の技量も無ければ経験もない。


ただひとつだけ言えるのは居合道を始めた事に何の後悔も無いと言う事。


現代において居合道を習うと言うのは時代の逆行なのかもしれない。

師弟関係。礼儀作法。

先人の業と心を学び後世へと受け継いでいく。


時代を跨ぐ壮大なバトンタッチの様な感覚。


とても大袈裟に聞こえるかもしれないが、そんな壮大なバトンタッチの中に自分もいるのだと思う。


刀を振ると言う事。

相手の命を奪うと言う事。

色んな事を考えながら、思いながら今も刀を振っています。


僕はただ刀が好きで、刀を使い戦っている姿が格好良い。

こんな簡単で軽率な気持ちから始めた居合道が今はこんな風に自分の中で無くてはならない大切な物になっている。


人生とは面白い。

少しの勇気と行動力で新しい扉を開くだけで世界は大きく広がるのだから。


新しい事を始める事に年齢なんて関係ない。


これは居合道に限らず何か新しい事へのチャレンジに対して、もし今も迷っている人がいたら自分の気持ちに正直に思い切って新しい扉を開いてほしい。

きっとその先には自分が思っていた以上に素敵な世界が広がっている事だろう。


やらずに後悔するならやって後悔する道を選ぼう。


最後に私の相棒である愛刀を載せて…