はい、こんにちは(^_^)
今日はこちら
宇都宮市内のど真ん中にあります下野一之宮、二荒山(ふたあらやま)神社です(^_^)
二荒山と言えば、日光山内、東照宮隣の神社を思い浮かべる方もいると思いますが
日光は(ふたらさん)で、実は別の神社なんです(^_^;)
(ただ、日光の方も下野一之宮を名乗っていて、双方とも二荒山の論社扱いの様です)
延喜式内帳では、下野国河内郡とある様なので、一般的には宇都宮のほうを指している様に思えますが(^_^;)
また、平家物語、屋島の戦いで、那須与一が船上の扇を射抜く場面
「日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくはあの扇の真ん中射させてたばせたまへ」
と言うセリフがある様に、下野国の地元では、古くから、日光と共に、ここ宇都宮二荒山神社への信仰があった事がわかります(^_^)
ちなみに、宇都宮と言う地名も、ここ、二荒山神社から来ていまして
元々は「一之宮」「討つの宮」(大和朝廷の東国制圧の最前線地区から)「遷の宮」(元の場所から遷座した事から)等の言葉が訛って「宇都宮」となったと云われています
個人的には、今の鎮座地「臼ヶ峰」から「臼の宮」かな?とも思いますが
(素人意見ですが)(^_^;)
さて、神社の紹介です
ちなみに駐車場は、神社西通りから入った所にあります(30分100円)
一旦、下に降りて、大通りに面した表参道入口から
由緒ですが、上が切れてしまいました
ちょうど、上が屋根のひさし部分があり、日陰になっていて撮影時は気づきませんでした(^_^;)
修正して、影部分を消しましたが
(最初は上半分真っ暗に写っていて、我ながら、良くここまで見える様になったと驚いています)(ノ゚ο゚)ノ
ご祭神の「豊城入彦命」
聞きなれない方も多いかも知れませんが、木の国(毛野国、群馬、栃木の古名)を治めた皇族で、
北関東では馴染み深い方です
(と言っても、あまり知っている人は多くないですが)(^_^;)
余談ですが、茨城でも旧八郷町柿岡に、命の奥津城(お墓)と云われる「丸山古墳」がありますし
筑波山神社の随神門にも、日本武尊と共に、守り神として祀られています
さて、では参道を進みます
ご覧の様に境内は高台の上です(いわゆる臼ヶ峰上)
中段の両側には境内社が並んでいます
さて、神門の先に向かいます
この日は、正月も十日で、そろそろ初詣も一段落しそうな時期でしたが、境内には沢山の参拝者がいらしていて「さすがは一之宮」と言う感じでした(^_^)
(北関東最大の都市宇都宮の市内ど真ん中に鎮座しているせいもあるんでしょうが)
比較的新しそうな狛犬
右手側には、神楽殿
神楽殿側にあった石
御神石でしょうか?(何の説明もありませんでしたが)
奥には歌碑がありました
地元出身の歌人の方の様です(^_^)
神馬像
拝殿右奥側の境内社
こちらの狛犬は中々味のあるユニークな顔ですね
何となく「バカボンのパパ」みたいな感じです(^_^)
社殿の中には、夏祭りに使われると思われる神輿が置かれています
左手に廻って
神明造りの本殿
皇族神が祀られているからでしょうね(^_^)
本殿下の柵にも「女体宮」があります
隣には、下野延喜式内社の神様を合祀した十社
左側にこの楠
ちょっと見づらいですが
「迪宮親王殿下御隆誕記念」とあります
昭和天皇ご生誕時に植樹された様ですね
奥側には「明神の井」
残念ながら水は流れていませんでした
(底側が湿っていたので、時期によっては、出ている時もあるのかな?
左手には稲荷社
と言う訳で、栃木県では、日光と共に由緒ある明神神社ですので、機会があれば訪れて頂きたい神社です(^_^)