もし、GGアリンのチ○コがあと3cm大きかったら…
…彼は、現在まで語り継がれるほどのカルト的な人気を得られなかったかもしれない。
GG Allin(本名Jesus Christ Allin / ジーザス・クライスト・アリン…のちに改名)は、1980年代から90年代初頭にかけて活動していたアメリカのパンクロックシンガーだ。全裸で頭から血を流して自分の体にウンコを塗りたくりフロアに突進するという、気違いじみたライブを繰り返してアングラの有名人となったが、オーバードーズで36歳で他界している。
言うなれば、裏シド・ヴィシャスだ。
GG Allin Best Fights
バンドマンに、GGアリンが好きだと話すとだいたい「GGのチ○コちっせぇよな!」という話になる。笑 …堂々と全裸を晒している彼のライブ映像を観るかぎりたしかに否定はしないが、GGの名誉のために言うと、勃起したらかなり大きくなるかもしれないし(?)第一ステージで勃ってる方がおかしいし。そんな小さなことを気にせず晒しているところが堂々としてて好感が持てるじゃないか。だってそれでも彼にはなぜか可愛いグルーピーがいたし、どう考えても忌み嫌われそうなライブでギャラをもらっていたんだから。羨ましいよな!笑
やっぱり、チ○コの大きさとカリスマ性は関係ないのだ。むしろ大きくないからこそ、彼の裸一貫のステージはある意味伝説と化しているのだ。
まぁそんな風に、GGのライブを語るとチ○コとかウ○コとか小学校低学年レベルのワードしか出て来ないのだが、奇人の多いロック界でもここまで自分をさらけ出せる人間はそうそういない。
そんなGGも、20代後半まではもう少しまともな路線のロッカーだったようだ。彼が20代の頃に組んでいたバンドGG Allin and The Jabbersのライブ映像を観ると、まだ彼は脱いでないし(ただ、服を着てても彼は十分アグレッシブだ)、どの曲からも類稀なるポップセンスを感じる(まるで良質な´70sPUNKだ)。
GG Allin and The Jabbers
1982年当時のGG、死の10年前、26歳。
GGはきっと、学生時代に知ったRAMONESやNEW YORK DOLLSに憧れていたんだろう。
GGアリンの青春については、GGの伝記映画 "HATED"/邦題「全身ハードコア」(!!!)で垣間見ることができる。映画の中でGGが通ってた高校が映し出されるのだが、バーモント州のコンコルドなんたらハイスクールという学校で、周辺は泣きたくなるくらいのどかな田舎の風景。そして元担任の先生が出てくるんだが、ここには音楽をやっている人間など誰もいないと言いきっていた。
さらに元同級生が出てくるが、人生に特に期待を持たず、退屈を適当にやり過ごして生きていそうなタイプ。GGも、どうせみんな死ぬという死生感だったようだから人生に期待などしていなかっただろうが…彼は生きている証を残したかったタイプだ。
これはアタイの想像だけど、GGは"red neck"と呼ばれる田舎の白人貧困層だったのではないか。
子供にジーザス・クライスト・アリンなんていうキラキラネームをつける父親も正気じゃない。(和風にたとえるなら、ホトケ・ブッダ・マリコみたいな?) 感受性が強い子供が、多様な価値観が認められにくい田舎で、変わった父親に育てられたとしたら… 出て行くのは当然かもしれない。
80年代、GGは大都会ニューヨークに移って音楽活動を始めた。EXPLOITEDなどハードコアパンクバンドが台頭してきてた時代なのに、GGのバンドのサウンドは笑っちまうくらいTHE´70sPUNKだ。それが魅力でもあるんだけど!
GG Allin and The Jabbersは良曲揃いのバンドだし、一時期マネージメントがついていたようだ。
当時のGG。一見マトモ風。
それなのに、なんでGGはスキンヘッドにして全裸になったのか?
GGに尋ねることはできないので、あくまで自分と重ね合わせて想像するしかないんだが…自分の道はこれじゃない、ってどこかで思ったんだろう。
アタイは27歳の時思ったもんだ。自分は可愛い路線じゃない、もっと自分が進むべき路線があると…それがケツを出すことなのか、これが正解なのかはわからねぇがな!少なくとも今はこれでいいと思っている。笑
ちょうどその時期、GGの伝記映画のDVDを気に入って何回も何回も観たもんだ。アタイはハードコアな人間じゃないが「全身ハードコア」という邦題にグッときて楽しみに再生したら、『全身ハードコア…全身ハードコア…全身ハードコ……ア??』となんだかずっこけそうな内容だった。
曲調は別にハードコアじゃないし、全身にハードコアなタトゥーやピアスがあるわけでもない。
下手くそなタトゥーを腕に入れたメタボ体型のオッサンが暴れて女子供にケンカを売っているのを、ファンもちょっと小馬鹿にして見てるし。
流血ブリザードのファンならご存じかもしれねぇが、うちのボーカルのユダもGGが大好きだ。
アタイらがなんとなくGGにシンパシーを感じてるように、GGはカントリー歌手のハンクウィリアムズに自分を重ね合わせていたようだ。(いるよな、永ちゃんや長渕に自分を重ね合わせるパンクス…)
GGは晩年、その奇人ぶりでかなりの有名人になっていた。NIRVANAのカート・コバーンがインタビューでGGを引き合いに出したり、TEENGENERATEも映画"GET ACTION!"の中でニューヨークでGGに会ったと語っている。
死の直前、GGは全裸でニューヨークの街を練り歩き、熱心なグルーピーが彼を追いかけた。
そしてGGは結局オーバードーズで死んだ。GGのキャリアの中で一番有名なバックバンド、MURDER JUNKIESのベーシストでありGGの実の兄であるマールアリンは、弟のことを誇りに思うと言い、ファン達にGGの送別を呼びかけた。
GGのファンはGGの死体にウンコとションベンをぶっかけて、賑やかに葬ったそうだ。
もしGGが長生きしていたとしたら…コメディアンに転身してほしい。GGのルックスはもちろん、曲のタイトルや歌詞にはどこかファニーさが漂う。(特にライブ映像とMVがチープで笑えるから、時間があるときにぜひ観てほしい。)
”I Wanna Fuck Myself” (ファンMV)
"Drink, Fight and Fuck"(ライブ映像)
晩年のGGは、どうせツアーに出るんだから家は持たない、どうせ死ぬんだから家族は作らない、そういう考えになっていたようだ。
彼の死は自殺ではないけれど、ひそかに早めに死ぬことを計画してたかもしれない。
GG Allin and The Murder Junkies "Bite It You Scum"(ライブ映像)
GGアリンみたいに早死にするのはゴメンだが
コイツくらい自分を貫いて生きたいものだ。
GGと一緒にレコーディング音源を残しているANTiSEENから、そのエッセンスを感じることができる。
GG Allin and ANTiSEEN "Kill The Police"(MV)
そのANTiSEENが初来日決定!!
プロレスラーさながらの体格で、炎やギミックが登場するライブパフォーマンスがとても楽しみだ!!
流血ブリザードがサポートさせてもらうぜ!!

流血ブリザード主催
【激突!スカム王世界一決定戦!!】
11/16(金)@池袋手刀
11/17(土)@新宿ANTIKNOCK
両日、仙台のSHOOTMASTERも参戦!!
ryuketsu.blizzard@gmail.com で
メール予約受付中だぜ!
名前と日程と人数を教えてくれよ\(^-^)/
ちなみに、GG Allinが残した音源で最高だと思うのはコレだ。
"Cunt Sucking Cannival"だって。バッカじゃねーの??笑






