お久しぶりです。Milloqueです。

 

今日たまたま、録画していた「一万人の第九」を見ました。

本当にたまたま選んだのですが、これはやはり神さまが

導いてくださったんですねぇ。

イエスさまの生誕の日にこれを見ることになるなんて、

ちょっとびっくり。

 

そして、この「一万人の第九」には、とても深い思い出があります。

実は、昨年亡くなった父が、何度も応募して歌ってきたイベントです。

 

熱心に練習に向かう父を、毎年遠目で見ていた母と私でしたが、

ある年、一度見に行ってみようか、と大阪城ホールに行きました。

 

観客はほんとに一握り。

アリーナのほとんど、90%ぐらいが「歌い手」なのです。

これはすごい圧巻!

そして、反対側の人たちなんて小さすぎてよくわからない。

もちろん、佐渡さんもかなり小さい。

だから、モニターがあちこちに設置されていて、

佐渡さんの動きを大きく映し出し、それを見て遠くの

一万人が息を合わせるのだそうです。

 

それはそれはものすごいエネルギーでした。

すばらしかったです。

今日のTVも涙出たけど、生はもっとすごかった。

そりゃ、毎年応募して歌いたいと思うわなぁ、と思いました。

 

歌が終わって、父に会いました。

ふだんあまり見たこともない、とても晴れやかな、充実感に

満ちた顔をしていて、「すごくよかったよ!!」というと、

照れくさそうに笑っていました。

 

そして、それが父の歌った最後の第九でした。

翌年にはがんが見つかり、度重なる検査のために

結局練習に参加できず、無念のリタイア。

確か、練習に欠席したら本番に出られないんです。

 

年明けの手術は成功したものの、お腹を大きく切ったので

力が入らず、もう大きな声を出せなくなってしまい、

だんだん体も弱って足も動かなくなって、そのうちに

寝たきりになってしまいました。

 

でも、最後の最後で晴れ姿を見ることができて、本当に

よかったと思っています。

 

興味がある方は聞いてみてください。

シラーの詞もすばらしいです。

 

思いもかけず、懐かしい父とイエスさまの生誕との両方に

想いを馳せることができて、とてもうれしいひとときでした。

 

Freude!!