偉大なる、しゅららぼん 」は万城目学の小説で、「鴨川ホルモー」などが有名です。学生の頃からファンだったんで、ブログにてご紹介します。



内容紹介



滋賀県湖西地方に住んでいた日出涼介は

「湖の民」としての力を与えられた者として修行をするため、

湖東地方にある城下町石走(いわばしり)にある日出本家で過ごすことになった。

本家では本丸御殿から舟で学校に通い、高校では周りと違う赤い制服を着させられ、日出本家の跡継ぎで変わり者の淡十郎に振り回されるなど現実から離れた生活を送る。中でも同じクラスの棗広海とは入学初日からトラブルを起こしてしまう。実は日出家と棗家は琵琶湖のご神水によって特殊な「力」をもつ一族、1000年にもわたり、琵琶湖を舞台にいがみあっていた因縁の関係だったのだ。 そんな中、淡十郎は同じクラスの速瀬に恋をする。わざわざ美術部にまで入って近づこうとするが、彼女が好きだったのはよりにもよって棗広海だった。恋破れた淡十郎は怒りのあまり、棗広海を、そして棗家を石走から追い出すことを決める。 かくして、力で力を洗う戦いの幕が上がる中、日出家と棗家はある力によって運命を狂わされていく。



偉大なる、しゅららぼん