鎌倉の山々も紅葉が進んできました。

 

樹の枝に小鳥がとまっただけでも、ハラハラと落ち葉が舞い、

舞う葉と共に小鳥たちは移動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌倉の海辺の街から、

山街(鎌倉市今泉・今泉台)に引っ越してもうすぐ2年です。

ここに越してすぐに、掃除道具の熊手や箕(み)、軍手を買いました。

 

熊手で寄せても寄せても、葉が落ちてきます。

今の季節だけの楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は幼い頃から、鎌倉の人たちの清潔さを見てきました。

鎌倉で暮らすということは、清潔に努めること。

それは、お寺や歴史に敬意を持つことにも繋がると思っています。

 

 

それにしても、なんと美しい吹き寄せでしょう。

 

 

 

 

 

 

落ち葉を寄せる生活に慣れてきて、

いわゆる「吹き寄せ」と呼ばれる日本の美、

お干菓子や日本料理で作られる世界にリアリティを感じるようになりました。

 

料理用の小さな箕を見つけて、

イチョウにくりぬいたサツマイモの素揚げや、

里芋、ムカゴ、モミジ麩など寄せて、いつか作って見たいです。