昨日どこかのネットサービス会社から「仕事は、早くらることが一番大事」というメールがおくられてきました。若い人が読むと一見本当のように思えますがだまされてはいけません。仕事というのはおきゃくさんが、もとめるきじつに、求められる質と量の仕事を完成させることがだいじなので、不必要に早くやっても、出来がじゅうぶんでなければ、ふごうかくなのです。発注先や部下を焦らせて自分の優位を感じたい客はそういうことをさかんにやってきます。ただ、創意客や上司は長い目で見るとじぶんのためにならないので、できるだけ関わり合いにならなくてもいい状態を作り出す努力をしてください。外部から寄せられた情報を無条件で信じてはいけません。そのなかみをじぶんで、よくかんがえてみてください。車を運転するとき地図を想像せずに、カーnaviに無条件に従う傾向の人は注意してください。naviも、ソフトを開発する時になんらかの意図をもって作られているはずです。たとえば、有料道路の会社とつながっているnaviはできるだけそちらに誘導しようとするはずです。例え高くついても、自分で考えるのが面倒だという人には何も言うことはありません。鉄道の経路も、すぐに教えてもらえます。頭を使いたくない人には、とても便利なサービスです。便利と危険は隣り合わせです。頭はどんなに使っても減ることはないようです。一方使わなすぎると、さび付いてくるようです。常に適当に使うようにしましょう。