ちょこちょこと
あちこち片付け中の毎日
少しずつスッキリしていく部屋
玄関スペースに置いたカゴバッグ
新聞入れにしていたり
タオル入れにしていたり
買い物カゴになったり
今年は買い物カゴに使おうかな
あけびのつるで編まれたバッグ
10数年経った今でも
あの時のカゴ!
と
旦那さんは言います
コロナ禍前は
毎年ちょこっと旅行を楽しんでいたわたしたち
お気に入りは
温泉後に足をのばして一碧湖巡りコース
湖のまわりを
のんびり歩く
一時間半位
リスにあったり
蛇が出たり
あれこれあれこれ
湖のそばのお店に立ち寄ると
あけびのカゴバッグがずらりと
並んでいました
一つ なんと
1800円と破格のお値段
店の主人らしきマダムとおしゃべりして
どうやらマダムが趣味で作っているものなので安かったみたい
話しているうちに
駅へ戻るバスが出てしまい
数時間に1本のバスが
迷いながら
山道を下り
歩き続けること2時間半
ようやく駅にたどりついた頃には
ヘトヘト
更に
不思議だったのは
翌年同じ場所に出かけた時のこと
マダムどころか
お店もなくて
周りの人に尋ねてみても
マダムも
あけびのカゴバッグが売られていたことも
誰も知らなかったこと
でも何年もこうして
変わらず家にあるカゴバッグ
薄茶色から年月を経て
黒に近くなってきました
ちょっと不思議な
思い出の一つになっています