母が胃がんとわかったのは昨年末。

しかし、痛みもなく食欲もあり、習い事や外出を楽しんでいました。ある日少量の吐血と下血。貧血になっていました。貧血が酷いため、血液サラサラの薬をやめました。

腫瘍に放射線を照射したのが月曜日、まさか5日後の土曜日に亡くなるとは思ってもいませんでした。

母の死因は急性上腸間膜動脈閉塞症。


腸間膜動脈閉塞症はこんな病気

胃腸、肝臓、すい臓など食物を消化吸収する腹部内臓には、酸素や栄養を供給する動脈が3系統あります。このうち、小腸の大部分と大腸の右側に栄養を供給するのが上腸間膜動脈(じょうちょうかんまくどうみゃく)、大腸の左側に供給するのが下腸間膜動脈(かちょうかんまくどうみゃく)です。この上下腸間膜動脈が突然詰まってしまうことを腸間膜動脈閉塞症といいます。発生する原因として、動脈硬化などにより元々狭くなっている血管に血の塊(血栓)が詰まる「血栓症」と、心臓の病気(心筋梗塞心房細動など)により心臓から流れ出た血栓が詰まる「塞栓症(そくせんしょう)」の二つがあります。
腸は、元々血流が非常に豊富で、血流の低下に敏感な臓器です。腸間膜動脈が閉塞すると、腸へ酸素や栄養が供給されなくなり、腸が壊死に陥り(腐ってしまい)、腹膜炎や腸閉塞を発症します。さらに、短時間のうちに細菌や毒素が全身に回り、ショック状態(血圧が低下し、全身の臓器に必要な血流が乏しくなる状態)から臓器不全をきたし、70~90%の高い確率で死に至ります。幸い命を救うことができても、壊死に陥った腸管を大量に切除せざるを得なくなります。そのため、水分や栄養を生涯点滴で補給しなくてはならない「短腸症候群(たんちょうしょうこうぐん)」となったり、人工肛門が必要となったりします。

最近は、超音波検査やCTで診断可能となっているため、早期の段階で診断し、治療を開始することが重要です。初期であれば、開腹せずに血管内処置で血栓を溶解したり、血管を拡張したりする治療が可能です。閉塞後、約6時間以内なら血流が再開し、腸管切除を免れる場合もあります。
急性上腸間膜動脈閉塞症は小腸へ酸素を供給する血管が突発的に詰まり、腸管壊死を引き起こす超緊急疾患です。激しい腹痛で発症し、数時間で腸が腐る(壊死)ため、診断から6時間以内の緊急手術(血栓除去、腸管切除)やカテーテル治療が救命に必須。死亡率が24〜94%と非常に高い重篤な病態です。
 
症状と経過(腹部の心筋梗塞)
激しい腹痛: 突発的で、腹部全体の痛みや、腹膜炎症状(板状硬、腹部膨満)が見られる。
  • 嘔吐・下痢・血便: 腸管がダメージを受けることで発生。
  • 急速な悪化: 放置すると腸管壊死、腹膜炎、敗血症、多臓器不全。
母は心房細動の持病がありました。
液サラサラのお薬をやめるということは、このようなリスクがあるのですね。まさか1週間で血栓が出来て、小腸が壊死して腐ってしまうとは。。
医師はこのようなリスクを妹に言わなかったらしい。
私は抗がん剤で具合が悪いし、弟は難病に罹患しあまり歩けなくなってしまい、妹が1人で母のがん治療を決断したのでした。
こんな結果になり、妹は責任を感じてずっと泣いていて、
「あなたのせいじゃない。自分を責めないで」と言い続けましたが、妹は自分を責めて「私のせいで母を死なせてしまった」と泣き崩れ、なんて可哀想なことを私はしてしまったんだろう。妹1人に決断させてしまった。
申し訳ない。。妹が可哀想だ。
リスクを説明しない医師が悪いのだ。
そして母は6時間で亡くなった。
何とか出来なかったんだろうか?
手術が出来ないとはいえ、ただ小腸が腐っていくのを見ているだけなんて。。
酷すぎる。
幸い母は痛がらず、息が浅くなり、突然心臓が止まりました。苦しまなかったのが幸いでした。ただ救急車で運ばれた時は相当痛かったと思います。可哀想に。。
放射線治療しなかった方が良かったんだろうか?
何もしなかった方がもっと生きられたのでは?
と色々後悔はしますが、私の1番の後悔は妹に1人で決断させたことです。
可哀想なことをしました。
妹よ。ごめんね。もう泣かないで。。


15年前、父と母と弟、妹、私とその子どもたちで旅行した時の写真を ChatGPT にイラストにしてもらったものです。