上白石萌音(画像は上白石萌音の公式インスタグラムmone_kamishiraishiより)

恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で大ブレイクし、オリコンの『2020年上半期ブレイク女優ランキング』では、10代~50代までの全世代で1位を獲得した上白石萌音(22)が、またしても大役を務めることになった。

関連:ジリ貧『この恋あたためますか』森七菜が佐藤健『恋つづ』にかなわないワケ

 11月26日、吉沢亮(26)主演の2021年のNHK大河ドラマ青天を衝け』に、第13代将軍・徳川家定の正室・篤君(あつぎみ=天璋院/てんしょういん)を演じることが、NHKから発表されたのだ。『青天を衝け』は新一万円札の顔としても注目される偉人・渋沢栄一が主人公で、草なぎ剛(46)演じる徳川慶喜を筆頭に、幕末から明治の徳川家も描かれる点も注目されていた。


「今回、上白石が演じる篤君は、徳川家定の正室として大奥に入り、激動の時代を生き抜いた女性です。明治を迎えてからは、規律の厳しかった大奥とは違った、自由気ままな生活を楽しんでいたそうです。葬儀の際は、沿道には1万人もの人々が集まったと『天璋院葬送之図』には記されていて、歴史的にも重要な人物。08年に宮崎あおい(34)が主演した大河ドラマ『篤姫』の主人公です」(女性誌記者)

■上白石のハードスケジュールが不安材料

 宮崎の『篤姫』の場合は、堺雅人(47)演じる夫の将軍・徳川家定との夫婦の日常など、ホームドラマ的な要素も描かれていた。女性層からの支持もあり、平均視聴率24.5%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)を非常に高い視聴率を記録し、大河ドラマ史上初めて本放送期間中に集中的なアンコール再放送が行われるなど、名作として名高い。同じ役として上白石も続けるといいが、心配な点もあるという。

「上白石は、来年1月クールの連ドラ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)の主演も先日発表されたばかりです。時間帯とスタッフが、上白石が初めて主演し、佐藤健との共演で一大ブームとなった『恋つづ』と同じで、ある程度融通が効いてやりやすいとは思いますが、過密スケジュールは避けられない。ドラマの主演はやはり重責ですからね……」(前出の女性誌記者)

 こうしたケースに前例がないわけではない。先の宮崎にしても、映画『少年メリケンサック』と『篤姫』の撮影を同時進行で行っていたという。

「ただし、『少年メリケンサック』は映画で、ドラマよりは撮影時間に融通が効いた。それでも、宮崎さんのスケジュールは相当ハードで、心身ともにヘトヘトな様子だったといいますよ」(前同)

■大河出演歴はあるが…

 はたして体力的に持つのか……という不安はぬぐえないものの、安心材料もある。上白石は過去に2度、出番は少ないが大河ドラマに出演しているのだ。11年の『江〜姫たちの戦国〜』と、18年の『西郷どん』である。


「『江』では徳川秀忠の五女・和(まさ)を、『西郷どん』では西郷従道(西郷隆盛の三弟)の妻・清(きよ)を演じました。どちらも出番は少ないですが、大河ドラマの現場を肌で経験したことはあるんです。まったく初めて、ということですとプレッシャーも大きいでしょうが、多少は心にゆとりができる、かもしれません」(前出の女性誌記者)

 上白石は女優としてだけでなく、歌手としての活動も精力的に行っている。こちらの兼業も大変そうだが、8月26日の『ザテレビジョン』によると、

「歌とお芝居は一緒に進んでいく両輪だと思っているので、『どっちを選びますか?』って訊かれたらどっちも選ばないかもしれないくらい、両方好きなんです。だから、チャンスをいただけたらただ全力で頑張りたいと思ってやっています」

 と、意気込みを語っていた。

 今回の大河出演について上白石は公式インスタグラムに「大変、大変光栄です。作品の一欠片として、いち視聴者として、放送が待ち遠しいです。おたのしみに!」とコメントを寄せている。

 体調にだけはくれぐれも気を付けて、気持ちのよい演技をして欲しいーー。

佐藤健の代わりは玉森裕太!!「1月TBS火22」上白石萌音胸キュンドラマ!

上白石萌音はおじさんキラー!? 「屈託なさすぎ笑顔」にヒロミもメロメロ

上白石萌音、佐藤健&菅田将暉もダブル魅了!“業界全推され”の魅力