「それって友達じゃないよ?」


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こんばんは、花穂栞です♫

7月からライフスタイルを変えて
より「暮らし」=「生きること」に重点を置き
日々過ごしておりますが

秋になりなんだかんだとご縁を頂きながら
黒を白だけでなくグレーも受け入れるおおらかさで
適度に忙しく、充実した日々を送っています。
(ネイルの色がお気に入りのタオルの差し色と似てた)

さて、タイトルの「劣等感」
よく使う言葉としてはコンプレックスのほうが多いのかもしれないですね。

この「劣等感」ということを
ある音声で聴いてから
自分のこれまでの歩みの中で
いかにそれが色々なカタチで影響を及ぼして来たのか
改めて感じているところです。

思えば私には
3歳くらいの時からはじまった
3つの劣等感があって

ひとつは…親の期待に応えられない無能さ
ふたつめは…容姿
みっつめは…人とうまくやれないところ

これを何度も何度も
40年経った今も
カタチは違えど同じパターンで繰り返しているということ

そんな話を
今日ある方としていたときに
過去の友人関係の話になり

いつもその「友だち」が
私がなにかうまくいったときに
必ず無視をしたり非難してきたことを
笑いながら言っていたら

「それって…友だちじゃないよ?」
とひとこと。

確かに!!!

不思議だけどその言葉を聴いて
なんだかすごく腑に落ちたんです。

ホッとしたというのか。

そっかぁ〜友だちだと思ってたけど
友だちじゃなかったんだなって。


だから
私の嬉しいことも喜んでくれなかったし
久しぶりに会っても他人行儀だったんだ。

納得。

劣等感をもった人間というのは
その劣等感を埋めたくて頑張る分
進化したり優秀でいたりするらしく
それがまた他人の劣等感を
呼び起こしてしまうらしいです。

親から子へ。
子から親へ。
人から人へと受け継がれてしまう劣等感の連鎖。

誰かが断ち切らなきゃ。

私は
親の期待に応えられる優秀な子でいたかったから
勉強とかわかりやすく結果の出るものを頑張った

自信が持てる容姿になりたかったから
生まれ持った素材の限界も感じながら
出来るだけ美しくなろうとした

人ともうまくやれる大人になりたかったから
不器用なくせにマナーやコミュニケーションを学んでみた

でも結局
優秀にはなりきれず
容姿コンプレックスは拭い去れず
人にいい顔すればするほど空回りして

劣等感はいつまでもなくならなかった

でももう
なくそうとするのはやめた
それよりも
人に劣等感をもたせるような無意識の言動は
意識的にやめていこうと思った

誰かが断ち切らなきゃ
終わらない。

でもそっか
友だちじゃなかったんだね。
うまくやらなくてよかったんだね。
離れていってもらってよかったんだね。

ホッとしたのに涙が止まらない。

でもきっとそれでいい。
それでいいんだ。