この30年間、アメリカは、ただただ、力、覇権のために、他国の気に入らない政府を転覆し、人殺しを行ってきたんです。






シカゴ大学のミア・シャイマー先生は有名ですが、私はどちらかというとジェフリー・サックス先生の意見に近いかな。



アメリカが、民主主義とか正義のためではなく、ずっと自分勝手なパワーゲームをやってきたということについては、お二人とも意見が一致しています。



ただ、シャイマー先生は、アメリカの保守的考えで、軍事でも経済でもアメリカ一強であればよく、それ以外の、特に中国の追従は許さない、と言う考え。トランプもそうですね。中国の市場が大きいことが脅威だからということですが、もしも、中国人がアングロサクソン系だったら、同じように考えるのでしょうか。。。どこかに、人種差別的なものが潜んでいませんか❓



誰かを悪者にすることでまとまろうとする習性が、人間にはあります。



ジェフリー先生は、中国にはアメリカのような多国を攻めてでも覇権を奪い取る考えはなく、それぞれの国が、少し距離をおいて付き合えばいい。台湾有事など、そもそも中国にとっても無意味で、アメリカはほじくるべきではない。世界にとって最も脅威なのは、中国ではなく、核だ、という考え。




無理にどこかがどこかを抑え込める時代ではないと思います。だって、一強というのは、自分たちに都合のいいようにルール変更することで、そのためには言論統制もしなくてはならないし、必ず無理なルール変更には摩擦が起こるんですから。



それにしても思うのは、グローバリズムの驚異を熟知している世界の著名人でも、アメリカが転覆してきた政府としてチュニジアとかイラクとかシリアなどの名前は毎回上がるんですけど、もっと原点の日本が出てこない。覇権主義的に侵略して従来のプランテーション的植民地とは違う形の間接植民統治の最初であり、もっとも成功した国ですからね、日本は。けれど、この著名な先生だって、言わない。



それほど、日本の侵略ケースがあまりにも成功しすぎたため、この状態があまりに自然に馴染み過ぎて、日本人以外、あるいは日本人ですら、気づいてさえない。そりゃ、国民が進んで、核を落とした相手の国の靴を舐めてる状態ですからね。元を正さないから、世界が狂ったまま、それがまかり通ってきたのだと思います。




レプリコンワクチンが何故日本だけで行われるか⁉️ それは、彼らが、自分たちの覇権主義的世界統治の正しさを再確認して、自信を取り戻すためではないですか⁉️ 自ら喜んで侵略を受け入れて一見幸せそうにしている日本人ほど、好都合なことはありません。



小さなことから大きなことまで、色々言い訳して戦わない、日本人のそういう弱さは、世界に対してある意味とても罪深い。



いじめられっ子が、虐められている現実を認めたくなくて、自分も仲間だ、彼らと一緒に遊んでいるんだと思いたい心理とよく似ています。



それをすることによって、彼らを助長し、世界を悪くしています。



日本人は、自分たちが虐められているという現実を、まずは見ないといけないんだと思います。

一旦はプライドがズタズタになる結構辛い作業ですけど。




パールハーバーのこと、原爆のこと、そこを正さないと、一貫性がありません。



プーチンが時々それを言うのは、別に日本贔屓だからではなく、一貫性の話だと思います。