兄弟ってこうも真逆な性格になるものなんだということを、あらためて感じさせられるようなドラマだった。

生真面目兄と、ちゃらんぽらん弟の差が激しすぎて面白いわー。

 

1話はというと、元予備校講師の兄・一路は、現在無職で独身で喫茶店のさっちゃんに会いに行くのが唯一の楽しみの生活で、8年前に勘当した弟・二路が急に帰宅、しかもムラタという男性を事故でけがさせており、ムラタの代わりにレンタルおやじの仕事を兄弟で請け負うことになり、なんとか解決したというお話。

 

 

 

40分くらいのドラマ枠だからか、人物設定がまだ一部不明なところがある気がする。

まぁ2話以降見ていけば、徐々に補完されていくのかな?!

 

兄・一路は予備校講師をしていたものの、現在は無職。

なんで仕事辞めたのかが気になるなぁ。

仕事探してる風じゃないから、早期退職みたいな感じ?それともいわくつき?

 

平穏な日々だったが、なんと弟・二路が登場!

8年前に勘当にしたらしいんだけど、現時点では勘当の理由が不明。

勘当するってよっぽどのことがあったとしか思えないわけで、理由が気になる!

 

そんな2人が、急遽レンタルおやじの仕事を引き受けることになったというのが、今回の1話のお話だった。

 

 

 

二路がとある男性とぶつかり、怪我をさせてしまい、その男性がレンタルおやじをやっていて、女性と会う約束があるから、代わりに行ってほいいという話に発展。

 

待ち合わせ相手の女性がなんと・・・

顔面から大量出血!洋服も血だらけというとんでもない様子!

 

DV夫から逃れるため、レンタルおやじに夫のサインの代筆と証人になってもらうことをお願いして回ってるようで、最後の証人としてサインしてほしいという依頼だった。

 

一路は真面目だからサインを拒否!

私文書偽造だの法律を持ち出して、犯罪に加担できないとかたくなに拒否。

 

一路と女性の言い争いが面白すぎたわ。

どうにかサインしてもらいたい女性は、夫とは平和的に離婚すると言い張るんだけど・・・

「その顔が平和的じゃない、誰が見ても顔面大戦争ですよ!」

 

確かに平和的な離婚の片鱗が全くない(笑)

そうこうするうちに、外野で見てた二路がアッサリとサインしてあげちゃったんだけどね。

 

 

 

なかなか重い問題だったから、どうしてあげるのがよかったのかは謎だった。

一路がいうように、偽装して離婚届だしても、DVするような夫なんだから裁判所に異議申し立てすることは目に見えていて、結局逃げれない気はするんだよね。

 

ただ、一刻も早くDV夫から解放されたいという、女性の希望をかなえてあげたほかのレンタルおやじや二路がしたことも、犯罪かもしれないけど間違ったことだとまでは言い切れない気がするんだよね。

 

女性が去ったあと、二路のびっくり事実が判明!

なんと妻から離婚届にサインするように詰め寄られているんだとか。

他人の離婚届ならサインできるんだけどなーと大笑いしてたけど、笑い事じゃないから!

 

1話のサブタイトルは「怨憎会苦」。

初めて聞いた言葉だったんだけど、恨み憎む相手と会う苦しみという意味だって。

あなおそろしやな言葉だ。

 

 

 

次回はというと、新たなレンタルおやじの仕事として、親戚のフリして結婚式に参加することになるというお話。

 

 

 

☆キャスト☆

兄・古滝一路:古舘寛治

弟・古滝二路:滝藤賢一

さっちゃん:芳根京子

ムラタ:宮藤官九郎