特別、何か起きた訳では無く。

特別、何か哀しい訳では無く。

只、疲れたなって。

シャボン玉みたいに。

ポワって、消えたら楽かなって。

甘えた思考に成る夜位は。

誰かの腕の中に居たい。
哀しい、とか。

淋しい、とか。

苦しい、とか。

そんなんじゃ無くてね。

不安が募って。

後悔が続いて。

恐怖が襲って。

辿り着いたのは。

やっぱり、如何し様も無い感情。

君は君の壗で良い。

私が変わるから。

大丈夫。

私が代わるから。

大丈夫。

君が君なら、其れで良いんだよ。

全部、大丈夫。
此んな生活が続いたら。

身体か精神。

どちらか、必ずぶっ壊れる。

其れでも、夜は長いからね。

忙しさに救われて居るんだ。

不安で眠れない夜。

どんな風に過ごして居たっけ。

孤独で眠れない夜。

どんな風に過ごして居たっけ。

考えても、仕方ない。

どうせ数時間後には、新しい一日が始まる。

シャワーを浴びて。

少し寝たら。

又、着替えて。

何時もの顔で、一日を遣り過ごすんだ。

何時も通りに、一日を遣り過ごすんだ。

何時もの様に、君が此処に戻れる日迄。