忘れもしない、、

あれは術後5年半の12月。

医療センターでの半年に一度の定期検診の結果を聞きに行った時の事。

この検診は血液検査のみ。


毎度椅子に座るや否や、、

パソコンをカタカタ打ちながら、


W医師「異常なしねー。薬3ヶ月分。次は○月○日ねー。その間にWクリニックに行ってねー。」


というのが決まり台詞だった。


でも、、、

それがこの時は違った。


診察室に入ると、珍しく私が完全に椅子に座るのを見届けてから険しい顔で申し訳なさそうに話し始めた。


W医師

「腫瘍マーカーの値が高いんですよ。ありえなく異常に、それがもう末期の値が出てるんです。この腫瘍マーカーはあまり当てにはならないんだけど、心配だからPET検査受けましょうね。早いとこ結果聞いてスッキリした気分で年越したいでしょう?」


私は訳も分からず上の空で、

「あーはい、まあ。」


W医師「じゃあ、12月○日にK病院の検診センターに予約入れますねー。画像渡されるからそれ持って○日にまた来て下さい。その時に結果をお話ししますから。」


悪い結果を患者に話さなければならない時って、慣れているはずだろうけど医師も辛いんだろうな、

と、なんとなくそんな事を思った。



一気に書いてしまおう。DASH!

    ↓        ↓

医療センターにはPET検査の設備?がないので、K病院に行った。


まさか末期ガーンなんてありえない。ガーン


ステージ1の癌は取り切って余裕ありの断端陰性で、抗がん剤並みに効く薬を一度も飲み忘れた事なく5年毎日飲んでたのに…

そんなはずはない、そんなはずは…


K病院の検診センターには夫が付き添ってくれたが、往復車の中で私はずっと窓の外ばかり見て一言も会話を交わさなかったのをよく覚えている。

とにかく、不安で何も言葉が出なかった。


検診センターの受付がホテルのフロントみたいで、蛍光の液体(ブドウ糖)を注射してから全身に行き渡るまで安静にして待つ個室もホテルの客室みたいにテレビ付きで豪華だったのをよく覚えている。


結果が分かるまでは生きた心地がしなかった。

夫曰く、、

あの時の私は、夫が夕方仕事から帰ると電気もつけず真っ暗な部屋で携帯を見ていた事もあったらしい。爆笑


そして、言われた通り画像持参で結果を聞きにまた医療センターへ。


診察室に入り、椅子に座るや否や、、←ホント分かり易い指差し


W医師「どこにも何も写ってなかったよ。異常なしー。ごめんねー余計な心配させて。」←眉毛をハの字にして凄く申し訳なさそう。ネガティブ


心底、ほっとした。笑い泣き


この日もきっと、、

夫はお祝いだー、と帰りに回転寿司🍣に寄って行ったのは間違いないと思う。笑ううさぎ


何かにつけ、お祝いは寿司🍣だ。煽り




これで、スッキリした気分で新年を迎える事ができた。🎍



それにしても、何も無いのに末期の値…って。煽り

腫瘍マーカーってホント当てにならないんだね。

当てにならないもの受けて偽の異常値出たりしても精神衛生上良くないから、受けさせない医師もいるらしいけど。

受けて早期発見という事も勿論あるし、W医師はこちら寄りの方針なんだろうな…ってのがこの時の私の着地点だった。