http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090713-00000624-yom-pol

 

なんだか、ろくにまともな話し合いもせずに決まっちゃった。。。的な感じがしてならないんだけど。まぁ物事には賛否両論あって当然なんだけど。

 

小児の移植って、そんな簡単に決められるもんじゃないと思うんだけどなぁ。なんでも「アメリカではね・・・」って真似したがる日本の傾向。

 

小児の場合、臓器提供が自分自身の意志では決められない。保護者の同意にゆだねられる。

 

たとえば、昨日まで元気に遊んでた子が、今日突然の事故で病院に運ばれたとする。親御さんはもちろん、家族みんな、「生きているだけでも」と願うでしょう。この話、相手が子どもじゃなくても、自分の親や親せき、親しい友人でも同じことを思うと思うんです。

 

今までは、たとえ「脳死」状態だとしても、はっきり「脳死」とは伝えていなかったのが現状。治るという希望を持たせているわけではないけど、「死」という言葉を避けているのか、「脳死」とは言わなかった。たとえ人工呼吸器つけていても、心臓は動いてる、管で胃にミルクを流し込んであげれば、消化管もちゃんと動いて、栄養を吸収する、『生きている』というサインがあるんだもの。

そして、TVとかでときどき奇跡的な回復をしたとかいうドキュメントや特集なんかが放送されると、誰もが、「もしかしてこの子も治る日が来るかも」って。

 

逆にね、「健康な心臓さえあれば」っていうお子さんがたくさん待っているのも、現実。

 

だから、アメリカやヨーロッパでは、「せめて心臓だけでも、移植して、生き続けて」って移植が成り立つわけで。ただ、根本的に考え方が違うんだもの。欧米では、『子どもは社会みんなで育てるもの』っていう考え方。(←だから虐待なんかにも手厳しい)

 

保守的な日本の考え方では、たとえ目を開けなくても、心臓さえ動いている状態でも、「この子の身体で生きていてほしい」と思うと思うんだよね。移植したら、もうほんとに「死」だから。目の前のその子はいなくなっちゃうわけだから。だから、たとえ心臓しか動いていない状態でも、「もしかしたらいつかまた目を開けてくれるかも」とか、ね。

 

もし、生まれた時からしょうがいを持っていたら、もしかすると「もうずっと頑張ってきたから」って、最期を受け入れるときの心の状態は少し違うんだと思う。

 

でも、最初にもいったけど、「昨日まで元気に」してた子がそうなったときは、やっぱり、難しいと思うんだけどなぁ。。。

 


 


 

やっと春が来たと思ったら。。。花見に行く間もなくもう5月・・・

 

年度初めは忙しい(+_+)  最近疲れてます。

 

 

ところで。。。オレンジ服のレスキュー隊が大好きなワタシ・・・(*^∀^*)

 

最近TVの特集で自衛隊やレスキューの訓練風景をやってました。カッコイイ~☆


 


 

 

 

あんなに強そうに見える隊員が涙をこらえて必死に訓練に耐える姿。

 

 

 

「遭難者の苦しさに比べたら、おまえたちの苦しみなんて比べ物にならないんだぞっ」・・・必死に耐えてる隊員にむかって半ばどなり声にも聞こえるような声で、叱咤する教官。

 

 

思わず観入っちゃいました(@_@;)。

訓練の過酷さだけじゃなく、新人教育の仕方っていうかそんなところに目がとまって。

 

いや、決して固い話じゃありませんけどね。

 

ただね、自分のところでも、毎年新人さんたちが入ってきます。ここ何年か、「新人には怒るな、褒めて育てろ」って風潮。皆様のところは違いますか?

 

今時の子は「厳しく言うと辞めちゃうから」。。。だって。(-_-)


 


・・・ふと思い出しました。先日もね、看護部長からのご挨拶のなかにも、「先輩看護師が厳しく言うのは、意地悪じゃなく、あなた方に成長してほしいからなのよっ」って。(ま、中にはほんもののイジワルな人もいるけどね。(-"-))

 

私たちの業界、ミスは患者さんの命につながります。だからこそ、間違ってはいけないこと、覚えていないと大変なことになってしまうことを厳しく伝えます。

 

 

あの時の部長の言葉の中には、「患者さんのために」って言葉がなかったんだよね…

 

 

レスキュー隊だって、自衛隊だって、自分たちのしてることは「遭難者や助けを求めてる人のため」って教えてた。

 

現場も、環境も違うけど、人の命がかかってる仕事という意味では、同じ業種だと思ってます。看護師も、レスキューや消防隊、自衛隊も。確かに男性社会、女性社会っていう偏りはあるかもしれないけど、教育するときに「誰のためにやってるの?」ってちゃんと教えないと、ダメなんじゃないかなぁって。。。

 

成長して早く一人前になってほしいというニュアンスよりも、患者さんに良い看護をしてあげて欲しいなぁって思う。

 

最近就職難だからか、特に、手に職という感覚で看護師を目指してる人が多い気がします。そんな人たちが実際に現場に出て、理想と現実を目の当たりにして、結局辞めていく。。。(忙しいとか、夜勤が大変とか、休憩できないとか、自分に向いてなかったとか、が理由)

 

私たちが看護師になったころは、厳しくても、楽しく看護してた。厳しい先輩もいたけど。それが、今は、腫れものに触れるような新人の扱い。疲れるよ~(+_+)

 

看護師の世界がこんなに甘くなったのはいつからだろう・・・

命を扱う現場で、簡単にへこたれちゃう看護師なんて、いらないのに・・・