- 舟を編む/三浦 しをん
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
先日「本屋大賞」に輝いた作品です。
玄武書房の辞書編集部が十数年の歳月をかけた
「大渡海(だいとかい)」という辞書を出版するまでの話です。 
全体的に心温まるストーリーで、
以前こちらでも紹介した「県庁おもてなし課」(有川浩著)と
ちょっとテイストが重なる感じがしました。
「辞書作り」から連想されるような「生真面目でお堅い感じ」はまるでなく、
気軽に読める作品になっています。
それでも
今まで全く意識したこともない辞書作りの裏側を知り、
まさに職人達の仕事を知ることができました。
「辞書作り」って本当に大変です・・・
以下、多少ネタバレです。
途中、いきなり十数年という時間が経ってしまうので、
辞書編集部から宣伝部へと異動していった西岡クンのその後が
バッサリ割愛されてしまっており、そこはかなり残念でした。
ついに「大渡海」は完成しますが、
人生の全てを注いでこられた監修者の先生は
それを手にすることなく亡くなってしまいます。
終盤は涙、涙、また涙・・・ 
わからない言葉があるとすぐPCで調べてしまいがちな最近ですが
ひとつの言葉を数冊の辞書で見比べてみたくなりました 