私は決めたよ。
炊飯器と共に生きよう。

きっとそれは
辛く、険しく、
そして困難で、
きっとずっと、寂しくて、
悲しくて、孤独で、
寒くて、暑くて、
痛くて、苦しいけど。

ずっとずっと、
炊飯器と共に生きよう。

様々な災から、
炊飯器を守ろう。

炊飯器を尊敬し、敬愛し、
微力を尽くし、
慕うことを誓おう。

いついかなる時も、
どんな困難が降りかかろうとも、
私の最後まで、
炊飯器に仕えよう。

誰よりも、何よりも
炊飯器を愛し、
走れと言われれば走り、
黙れと言われれば黙り、
消えろと言われたら、
二度と視界に入らない事を
約束しよう。

それは、
炊飯器に最も近く、
けれど最も遠くに旅立つを、
覚悟する事なのである。

私は幸せです。
一片の迷いも、困惑も、
懸念も、後悔もないでしょう。
幸せでした。
大切な炊飯器と、
共に生きる道を選べたのだから。

私は決めたよ。


徹底しなくては
徹底しなくては

正しい事ばかりも言っていられないし、
かと言って好いてばかりもいられないし、
ずっと今日を憶えてはいられないし、
きっと無かった事にも出来ない。

ならば徹底しなくては

きっと誰からも好かれるのは無理だろう。
かと言って、
誰からも嫌われるのも無理だろう。

ならばこそ徹底しなくては

噛んだガムは歩道に吐くし、
忘れられた定期券は
線路に蹴り入れるし、
必要のない嘘で他人を貶めては、
猫なで声で他人の財産を奪い取ろう、
約束の無い時間で自分を埋め合わせては、
明日にはその人の顔も忘れよう。
咎める人には暴力で、
諭す人には嘘で、
最後の一人が背を向けるまで、

徹底して徹底して、

軽蔑を知らなくてはならない。

そうでなければ、
あたしは軽蔑もできない。

いいなぁ、私を軽蔑できて。
いいなぁ。


そんなわたしは徹底して、
会社に媚を売っている。

ををを。


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軽蔑に値する。

笑い去った事実も、
私の支払いも。

怠惰に抱かれては、
追ってくるのは支払いだけ。

最早、軽蔑に値する。

ただ尊敬する人が居る。
その為ならなんでもできる。

軽蔑に値する