食に関しての考え方は人それぞれですが、
「できるだけ安全なものを」とか
「オーガニックや無農薬にこだわっています」
と言う意見に対して
「食べるものを選べるって贅沢なことよね」
「食料不足の時代が来たら、なんでも食べられないと生きていけないわよ」
という意見を頂くことがあります。
私の考えはオーガニック・無農薬のものを積極的に買うことによって、
世界から農薬が消えればいいなという想いですが、
そこまで説明せずにいると、上記のような意見を頂くことが多い。
それはきっと、ベジタリアンやナチュラリストが
それ以外のものは食べないとか、
ジャンクフードを食べている人を軽蔑するとか、
そういうイメージが強いからなのかな‥と思います。
また、飢餓や食料難の国の事情を痛感している方たちには
それ自体が贅沢ととられても仕方ありませんね。
国や地域によって様々な事情がある中で、
自分がなぜ日本に生まれてきたのか、
という観点から物事を見たとき、
食べることに窮しないという最高な環境で
何ができるかを考えると
安全な食べ物を守るという行為は
日本人だからこそできることのひとつではないかな、
と思うのです。
日本人はマジメだから、極端になりがちという弱点もあるけれど
バランスのとれた、人の意見に耳を傾ける余裕のある人でいたいものですね。