一年前、宮城と茨城で、友人が被災しました。
どちらもサロン時代に知り合ったセラピストさんで
自宅サロンを運営しています。
まったく関係性のない2人ですが、両人とも出会った瞬間に
『久しぶり~』と言ってしまいそうなくらいの親近感を覚えたのを
7年ほど経った今でも鮮明に憶えています。
宮城の友人は、家が住める状態ではなくなったそうですが
建築中だった新居が被害を免れたため、そのまま引越したそうです。
周りには家を失った人たちが外に立ち尽くしていて、
まったく知らない人たちをその家に招きいれるという
勇気ある行動をとっていました。
茨城の友人の家は、倒壊こそ免れたものの、
長い停電や断水、そして今でも続く大きな余震に
耐えて頑張っています。
多分、誰もが考えているように、私も
自分には何ができるだろう
ということをずっと考えてきました。
様々な形があると思いますが、やっぱり私にできるのは
仕事を通じてお互いに高めあうこと。
仕事を通じて知り合ったからこそ、できることではないかと
思ったのです。
そして、重要なのは考えることではなく
行動にうつすこと。
そう思って、少しずつ行動し始めました。
祈りを捧げることも、経済的な支援をすることも、
同じくらい必要なことだと思います。
人それぞれ、得意なことや能力を生かして、
お互いを生かし合えるような関係を築いていくことが、
一時的でない継続的な支援につながるのでは
ないでしょうか。
サスティナビリティは環境だけでなく、
人間関係にも必要不可欠なもの。
そんなふうに感じています。