今日は父の命日でした。
数字に弱い&忘れっぽい私は、すでに何回忌か憶えていませんが(^_^;)
そろそろ10年くらいかなぁ~と思います。
こんな私なので、わざわざ私の誕生日を狙って旅立ったのだろう…と
勝手に解釈していますが(笑)私の両親は私が10代の時に離婚して、
父は亡くなる直前まで消息不明だったので、亡くなる前に
一度会えたのは、今思えば良かったな~、と思えます。
背中を押してくれた叔母に感謝o(^-^)o
いい大人になっても、幼少期にすり込まれたトラウマというのは
他人には理解できない、とっても根深い感情で、
『なぜそんなことで?』とビックリされることが多いと思いますが、
本人にとっては絶対に逆らうことのできない大きくて重要なものに
なっていて(経験のある方は大きくうなずいていると思いますが)
私にとって“父に会う”という行為は=“母に対する裏切り”に他ならず、
大きな後ろめたさと母に絶縁される恐怖を抱えて会いに行ったのを
今でも鮮明に憶えています。
私が会いに行った1ヶ月後のこの日(私の誕生日)、
父が息を引き取ったとの連絡を受けたのですが、
私にはこれ以上のこと(お葬式を出すとか
骨を引き取るとかいったこと)などする勇気はなく、
ただただ、父に会いにいったことが母にバレませんように‥と
祈るだけでした。
40代に入った頃から自身の浄化に目覚めるチャンスを頂き、
やっと少しづつ、このうっとうしトラウマが解消されつつありますが、
まだまだ道半ば
しかし、今、母と同居するこの家(私の部屋)に父の写真を飾り、
命日にお線香を焚くという、私にとっては清水の舞台から飛び降りる
以上の勇気が必要な行為を、平常心でできているということは
私にとっては物凄い進歩なのです
セラピスト時代に出会った多くの女性(クライアント)が、
親(特に母親)との関係に大きな影響を受けながらも
必死で自分自身の人生を切り開いていく姿を見せて下さったことで、
私自身がどれだけ救われたかわかりません。
(もちろん、ご本人たちはそんなことを意図していたわけではありませんが‥)
そんなステキな女性たちから頂いた勇気を、同じようなことで
悩んでいる女性の助けに少しでもなれば‥と思い、今、
こんな独り言をツラツラと書いている私です。
家族というのは、人生において一番の社会勉強の場。
もし、家族関係で悩んでいる方がいたら、
今生でいちばん重要な学びがそこには隠されていると
思って、振り返ってみてください。
そして、そこから多くを学んだ人は、きっとシアワセな自分の家族を
作ることができるんだと思います。
みんな~、頑張ろうね~