以前から気になっていたナノ技術。
もちろん、役に立つことも多い素晴らしい技術なのでしょうが、
食品や化粧品、つい先ほどは抗ガン剤にも適用されるというような
ニュースを見て、ちょっと恐くなりました
人間のカラダには吸収していいものと悪いもの(異物)を
瞬時に判断する能力が備わっています。
だから、初めて嗅ぐ匂いに対して『嫌い』と反応したり
(カラダにとって悪影響のものだったときのための防衛反応です)
化粧品に含まれる化学成分を真皮から先へ通さない機能が
あったりするのに、ナノレベルにして強制的に細胞内へ
到達させることが本当に効果的と言えるんでしょうか?
化粧水の保湿成分が細胞内へ入ると、たしかに細胞は潤うでしょう。
しかし、今までそれが自然に入らなかったのは、発ガン性や
アレルギー性を指摘される成分が一緒に入り込むことを防ぐための
防衛反応だということに気づいて使っている方がどれくらい
いらっしゃるのか‥
ブルーベリーのサプリメントで視力を良くするために、ナノレベルにする。
吸収率がアップすれば、それだけ目も良くなる、という考え方、
ちょっと疑問です。
有効成分と共に、栽培時の農薬や製品加工時のあらゆる添加物も
同じだけ吸収されるということに、もっと危機感を持つべきだと、
私は感じます。