実家の母は、私と同級生くらいのぼろアパートで暮らしています
何が困るって、コンセントの数が少ない&なぜか天井際についている。
窓は木枠で開け閉めが大変だし、蛇口はひねるタイプなので、
リウマチで手首が不自由な彼女には蛇口の開け閉めは至難の技
(これは自腹でレバーに交換していましたが‥^^;)
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車の運転ができない母は、20~30分に1本のバスに乗り、
一日がかりで買い物に行ったり、陽が落ちた後は、バス停から
アパートの入り口までの真っ暗な中を勘を頼りに歩いています。
(想像以上に真っ暗です!この季節、18時には周りが見えないどころか、
自分の足元さえ見えません)
反対に、私が今住んでいるマンションは築10年ですが、バリアフリーで
トイレやお風呂に緊急呼び出しボタンも付いてるし、当然手すりも。
お風呂のお湯はボタンひとつで自動的に溜まって保温、キッチンは
オール電化。床暖房とエアコン付き。
当然のことながらコンセントはいっぱいあるし、インターネット回線も完備。
24Hのコンビ二はすぐだし、隣のスーパーは23時まで営業。
一晩中、暗闇になることはありません。
まさに至れり尽くせり、です。
こんな便利な生活が当たり前と思って暮らしている私ですが、
実家に帰るととても不便に感じる反面、40年前の日本人の暮らしを
想像して、ちょっと楽しくもあります
母の暮らしぶりをみて『エコライフを取り入れるって、こういうことかな~』と
いつも思います。
口では偉そうにエコエコ言っていますが、至れり尽くせりのウラには
たくさんのエネルギーが使われていますし、余計なCO2も出していると
思います。
便利を手放すって結構恐怖を伴うものですが、そのぶん得るものも
たくさん
実家の近くにはコンビ二がないので、夜は本当に真っ暗。
(人家の明かりだけでは、こんなに暗いのか!と感心するほど^^;)
でも、そのおかげでとっても静かだし、夜って感じがして、早く眠れます。
早く眠ると自然と早起きになって、美しい朝日を見ることができます。
自分の家でお休みの日を過ごすのと同じ、実家で過ごすときも
24時間なのですが、なぜか実家にいる時は時間がたっぷりあるように感じる。
フシギです。。。
人って環境にものすごく影響を受けるから、都会にいるとついつい
楽してしまいがち。
やっぱりエコライフするには、ちょっと不便な場所や家を選ぶのが
いいのかな~