オーストラリア在住歴9年のKazuyosさんと、説明会でお出しする

お菓子の選び方について話している時に感じたこと。

私(多分、多くの日本人)が考えるオーガニックなお菓子と、

彼女が考えるもの、受け止め方にちょっと違いがあるようです。


私にとってオーガニックのお菓子というと、オーガニックの植物性材料

だけを使って作るお菓子(牛乳やバター、卵などを使っていないもの)だと

思っていたので「自然食品のお店に行かないと買えない」「高い」

「日持ちがしない」というイメージで、探すのに苦労しそうだな~と思って

いました。


ところがKazuyoさん曰く、オーガニック(安全)なお菓子とは、

「マーガリンを使っていない」「添加物を使っていない」くらいで十分

OKなのだそう。

だからスーパーで売っているお菓子でも、ブルボンのクッキーは

マーガリンを使っていないものがあるとか、昔ながらのお菓子

(おばあちゃんちにあったような)は原材料がシンプルだから大丈夫ですよ、

とのこと。

もちろん、こだわりだしたら最終的には手作り、という選択になると

言ってましたが(^▽^;)、毎日子供に食べさせるお菓子を選ぶのとは

ワケが違うので、オーガニックというより、より安全で安心して食べられる

お菓子を目指したわけです。


日本人て根がマジメだから(もちろん私もにひひ0か100かにこだわり

すぎてしまって、結局100が無理なら0でいいや、に落ち着いて

しまうことってありませんか?

本当は100が無理ならせめて60、とかで妥協するほうが

いいと思うのでKazuyoさんの意見は至極自然なのかな~、なんて。


こんなふうに、ちょっとだけ妥協すると外での食事も楽しくできるし

お友達の家に遊びに行っても相手に気を使わせなくて済みますよね。


これだけは摂らないほうがいいとか、これくらいなら大丈夫とかの基準を

シッカリおさえておけば意外と選択肢が広がるんだな~。


例えば、日本には遺伝子組み換えの大豆はまだ入ってきていないけど、

乳化剤と表示されている成分は大豆由来のものが多く、その原料として

遺伝子組み換え大豆が使われている可能性が高い、とか。



Kazuyoさん曰く、

人間のカラダには解毒という素晴らしい機能が備わっているから

その機能(肝臓や腎臓など)をシッカリ高めておけば、少しくらい

悪いものが入っても大丈夫。

但し、それに対抗できるカラダ作りとして、できるだけ普段から

安全な食材を選んで食べること、化学合成成分の入ったものを

使わないことは大切だし、ストレスを溜めないことも大切。


ふふ~ん。

そんなふうに考えられれば、少なくとも食に対するストレスは

減るんじゃない?


ちなみにコンビ二でコーヒー飲料を買おうと思ってKazuyoさんに

意見を求めたら『ドトールのが材料がシンプルですよ』って教えて

くれたので見てみると、たしかに食品名だけの原料表示。

私が好きなカフェ○ッテシリーズなんかは、いろんな添加剤が

入っている‥ ( ̄ー ̄;


こんな方法を知っていると、コンビ二もおもしろいなー。

『コンビ二の食べ物は買わないっ!』と頑なになっていても

使わざるをえない時なんか、お役に立つと思います~音譜