【羊たちの沈黙】 【ハンニバル】は以前観ていたけれど、あまり
興味の湧かなかった【ハンニバル・ライジング】。
要は、ハンニバル・レクターはいかにしてハンニバル・レクターに
なったか‥という、ストーリーがおおかたわかっている状況で、
わざわざ観なくても‥と思っていたのかも。
まだ観ていない方のために、あまり詳細なストーリーは明かさないように
心がけますが、私、この映画の冒頭のほうで少年ハンニバルと
幼い妹ミーシャが捕らわれの身になっているところで、ハンニバルが
ミーシャを守るように抱き抱えるシーンで、なにかフッと腑に落ちる
ような感覚に襲われ、最後までそれが気になって、その後に続く
お約束の残虐な殺戮シーンもなんとなく身が入らず^^;)
あとになって、それがなんだったのか気になって、頭の隅でズーッと
考えていたら、ある言葉を思い出しました。
人にはたくさんの前世があって、その時々の心残りや恐かった経験、
思い残しなどがトラウマとなって現世(今)の自分にも影響を与えて
いることがある。
それを解決するひとつの方法は、映画を観ることである。
映画は、いろんな時代・いろんな国のいろんな物語を疑似体験できる
素晴らしいツールだ。
前世で海で溺れ死んだ経験がトラウマになり、現世で水が恐くて
泳げない人がいた。
彼女はそんな前世を知らずに映画『タイタニック』を観たことで、
知らず知らずのうちに“水が恐い”というトラウマが解消された。
そんなことって本当にあるのー!?って感じですが、周りに聞いてみると
意外と、そういう例を知ってる人が多くて、そういう角度で映画を観るのも
ちょっと面白いかな~、なんて思いマス![]()
と、いうことで、【ハンニバル・ライジング】のあのシーン、私はなぜか
お兄ちゃんの心境だったので『昔、妹がいたのかな~』なんて
思いながら、ますます退行催眠に興味津々なワタシなのでした~![]()
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