このブログを書くのも4年ぶり。
ただ自分の気持ちの整理をしたいがために書き込みをしています。
急な話になりますが、2021年9月27日 21時30分頃
我が家の愛犬、ミルフィーがこの世を去ってしまった事をご報告させて頂きます。
13歳と10ヶ月でした。
事の発端は今から1週間ほど前。散歩から帰ってきた際にミルフィーが目の前で崩れ落ちるように倒れ込んでしまったことから始まります。
急いで名前を呼び抱きかかえると意識はあるようで、直様病院へ連れて行くことになりました。
時間は18時過ぎ、最寄り駅近くにある愛護病院へ到着し、精査をしてもらった結果、
右心不全、肺動脈弁狭窄症疑いと言われ、正常に心臓から肺へ血液が送られていない状況だと診断されました。(素人なので曖昧ですが)
特にその愛護病院でできる処置などは無く、経過観察とのことでその日は帰宅します。
翌日、比較的大きな病院へ連れていき診てもらった所、前日行った病院での診断が正しいと。
肺動脈弁狭窄に関して、血管を広げる薬を始めて、心臓にかかる負担を減らしましょうと言われました。
そこから1週間薬を飲み続けていると、少しだけ元気を取り戻したような様子が見られたので安心していた矢先、9月27日を迎えました。
「ミルフィーが入院した」
そう母から連絡があったのは午前中、私が仕事中の事でした。
肺に水がたまり、息が苦しくなってしまっているので入院したと。
退勤した後お見舞いに向かうその道中、
「今回肺に水が溜まってしまっているのはこの前処方された薬が原因かもしれない。そもそも病名が間違っていて、薬が合わなかったからかもしれない」
何だそれ?どういうこと?意味わからなくない?
なんだかもやもやした気持ちの中病院へ到着すると、先生が病状を説明してくれました。
午前中よりも肺に溜まった水が増え、かなり危険な状態になってしまった。
それに併せて心臓も相変わらず変化がなく、全身に血液を送ることが難しい。
今日を乗り越えられるかどうかもわからない。
そうして説明を受けている最中、看護師さんから呼吸状態が更に悪化しているという報告を受けました。
そうして案内された先で見た彼女の姿は、今までの元気さとは程遠く、自分で起き上がることも出来ない、意識もはっきりしていない状態でした。
何が起こっているのかわからない。これは現実じゃない。そう思った。
やがて自分で呼吸をすることが出来なくなり、目の前でチューブを気管に挿され、人工的に呼吸をさせることになりました。
私達の呼びかけに反応しない彼女を見るのは本当に辛かった。
その後チューブのおかげで呼吸が安定し、病院の営業時間20時も過ぎてしまっていたので帰宅することに。
きっと大丈夫だ!よくなる!絶対元気になって連れて帰れる!
そう思い家について風呂に入った瞬間
「心肺が停止した」と病院から連絡がありました。
私達が着くまで心臓マッサージで蘇生を試みると。
どうか帰って来て欲しい。
なんとかなって欲しい。
そんな気持ちで病院へ到着しましたが
そこで見たのはもう2度と目を覚ますことのない彼女の姿でした。
あのとき違う病院に行っていれば?
違う先生だったら?
薬を飲まなかったら?
そう何度も考えましたが、そんなこともはや意味が無いし、どうであれこの結果になっていたのかもしれません。
ただ、未だに納得が出来ておらず
もやもやとつっかえて消えません。
すごく元気に走り回っていた姿から一転して
1週間での急展開についていけるわけもなく
今はただ辛い。辛いだけ。

ミルフィーは約14年前の11月18日、我が家で産まれました。
昨日もさんざん泣いたのに未だに涙が止まらなくて
仕事も出来る状況じゃなくて休んで
とにかく今は苦しいですが
乗り越えていかないといけない、それが生き物と暮らすことなんだなと思っています。


















