世界大戰(台湾)
2006
スティーブン・スピルバーグ
トム・クルーズ, トム・クルーズ, ダコタ・ファニング, ティム・ロビンス, ミランダ・オットー, ジャスティン・チャットウィン
個人的にはいまいち。何も目新しい展開がない。特にあるとすれば、どうやってこの戦争が計画されたか、ということと、灰になる人間だけ。後は本当にいまいち。ラストに至ってはたぶんアメリカではポップコーンが飛び交っていたのではないか、と思う。台湾でもみんなポカーンとしていましたね。
ダコタ・ファニングは好きなのに叫びすぎておなかいっぱいだったのと、トムは常に何か大事な事柄の中心にいるんだよなということと、20年前からまったく変わらない宇宙人という生き物の姿に愕然としましたが、ティム・ロビンズがちょっと狂った役で出てきたのと、モーガン・フリーマンのナレーターの声に喜んだというくらいかな。
原作を忠実に再現するための映画だったのならばマル。お話の展開としては古いという感が否めません。だいたいこの後に及んで、世界戦争(英語直訳)って地球VS.宇宙人っていう構図が古い。SFジャンルとして常にあってもいいんだろうけれど、それにしても目新しいことがなくて金かけハリウッド映画って感じ。
(07/12/2005)