『楽だよ。お前もやれよ。』
芸能界のレジェンドであるビートたけしさんが、ある一般男性に「芸人はしゃべっているだけで金がもらえるから楽でいいな。」と、心無い一言を浴びた時に、その男性に返した言葉です。
私がこの言葉を知ったのは何年も前のことで、youtubeのショート動画で初めて知りました。
当時の私が受けた印象は、たった一言で相手がぐうの音も出なくなるような切れ味鋭い返しをして、なんてかっこいいのだろうこの人はというものでした。
ですが、今改めて考えてみると、少し違った印象を抱きます。
私がこの間読んだ本に「嫌われる勇気」というものがあります。
とても有名な本なので、ご存知の方も多いと思います。いつか私なりに掘り下げた内容も投稿できればと思います。
この本と関連付けると、私たちは何かを始めようと思い、そして断念するときには、様々な理由(原因)を考えます。代表的な例で言うと「お金がない」「時間がない」「スキルがない」。
もちろん、それが全て間違いというつもりはありませんが、世の中には、貧乏から大成した偉人は数多く存在しています。時間も1日1人24時間と決まっていて、私は1日12時間、あの人は1日36時間などと不平等に振り分けられているわけではありません。にも関わらず、大谷翔平のように前人未踏の2刀流で大活躍する方もいます。スキルがないのも考えてみれば当たり前で、やったことのないことのスキルなんて、経験しないとつかないものです。
ではなぜ、私も含めて、多くの人はこのような理由を求めてしまうのでしょうか。
簡単に言うと「その方が都合が良いから」です。
人間とは本来変化を好まないのだそうです。そこには、現状維持バイアスであったり、生存本能による影響であったりが関連していますが、今回は割愛します。
今の暮らしが本人にとって満足のいくものであっても、不満が溜まっていても、何がしかの変化を起こしてしまうより、「今の方が”マシ”=現状維持」を選んでしまうことが多くあります。その現状維持を正当化するために「お金がない」「時間がない」「スキルがない」などの理由を挙げるのです。
つまり、「できない理由」ではなく、「やらなくていい(現状維持の)理由」を探しているだけなのです。
この点はまた別の見方もありますが、また次回深掘りしてみようと思います。
話は戻りますが、ビートたけしさんが一般男性に放った「楽だよ。お前もやれよ。」という言葉を今までの話と照らし合わせると、「あれこれ御託を並べてないで、やりたいならお前も一歩踏み出してみろよ。」とも取れるのかなと感じました。
これは、私からしたら衝撃で、今まで相手を切り伏せる鋭い刃のような言葉だと感じていたものが、一歩踏み出せないでいる自分の背中を力強く押してくれる激励に感じるようになったのです。
この話の詳細はどこにも載っていないので、その後男性が本当に挑戦したのか、はたまたあれこれ理由をつけて結局やらなかったのかはわかりません。
それでも、私が新しく何かに挑戦しようと思った時に、一歩踏み出す勇気をこの言葉はくれそうな気がしています。今回のブログもまさにそうでした。
やりたいと思ったら勇気を出して一歩踏み出そう!この信念を常に持ち続けられる人間になっていきたいです。