読んでいただきありがとうございます。

6歳と3歳の子育てをしていますニコニコ

すごく久々の投稿ですが、残しておきたかったので書きます。



タイトルの件、

衝撃的なタイトル&事実ですみません。

これは私の監督不行き届きです。


先日、家の掃除をしていると、いつも何も無い場所に小さくて可愛い消しゴムが…!なんとなくピンときてしまいました。


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休日、夫が不在だったため、子供たちがずっと行きたいと言っていた、ショッピングモールの動物カフェに私と子供2人で行くことになりました。


休みだったこともあり、数組入場に並んでいて、待っていると、お土産コーナーに興味を持った子ども二人。

私は、3歳児が気になっていました。

「触らないよ」は中々守れないので、私がよく言うのは、「つんつんと指で触るのは〇、持ち上げたり、吊り棚から持ってくるのは✕」という約束です。

この日も「気になっても、つんつんまでね。」とお約束をしていました。


そのうち、6歳の娘が「これ欲しい!!」と小さい消しゴムを瓶に詰めるグッズのことをいい、小さな動物の消しゴムを私のところに持ってきました。

その際、

「持ってきたら駄目って言ったでしょ、戻して来なさい。今日はこれを買いに来たんじゃないよ、動物カフェで動物触りに来たんでしょ。」

とけっこう素っ気なく言ってしまい、こどもの気持ちに全く寄り添えてなかったなと感じました。


その後、受付・会計の番が来て、中でのお約束を3人で聞いて入場、動物との触れ合いは楽しく、満足して帰りました。帰りも「グッズが欲しい」と言った気がしますが、帰りたい時間を過ぎていたので、軽く話を流して帰宅しました。


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そして、次の土曜日、朝掃除をしていて、消しゴムを見つけることになりました。


この時は、娘を抱っこして、逃げられないようにして、小さな声で聞きました。

母「これ、持ってきちゃったの?動物なでなでしたお店のだよね?」

娘「うん。」

母「欲しかったの?」

娘「うん。」

母「…で、持ってきちゃったの?」

娘「うん。」

母「駄目なことだってわかってたよね?」

娘「うん。」

…けっこうあっさり答えました。

「午前中はご用事あるから、午後にママと返しに行くよ?」

「うん、わかった…。」


と、朝はすんなり受け入れました。


午後になり…

「今日、ママと〇〇ちゃんは大事な用があるから。」

と言うと、固まって「行かない。絶対行かない。お留守番!」と部屋に引きこもりました。


罪の重さが分かったようです。


「それは駄目、悪いことしたのは〇〇だから、ちゃんと謝らないと。それだけはだめ。」


母娘の押し問答が始まりました。泣く娘。


「ママ返してきて」

「ママもちゃんと〇〇のこと見てなかったのも悪かったからママも行く。でも、〇〇も行かないと。一緒にだよ?これは、泥棒だよ?泥棒して、後で返せばなかったことにはならないよ?ちゃんとお店の人に謝らないと。」

「警察捕まる?」

「それはママが決めることじゃない。お店の人が決めること。普通はちゃんと謝れば大丈夫。返さなかったり、自分は悪くないって言ったりすると、警察捕まることもあるかも。だからちゃんとごめんなさいするのが大事。」


…ここで失敗したなと思ったのは、もう警察が頭から抜けなくて絶対にお店に行かないという気持ちになったようでした。


結局は引きずり出して、ショッピングモールまでは家族で行きました。


謝りに行ったのは私。

パパと娘、息子はカフェで待ってて貰いました。


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謝ったのは下記のような内容です。


・この度は大変申し訳ありませんでした。

・下の子に気を取られていて、上の子ちゃんと見てませんでした。

・本人は今回のこと大変反省しております。もうしないと言っています。

・本当は連れてきて一緒に謝りたかったのですが。どうしても本人の気持ちがここに来るのは難しく、私だけで来ることになりました。本当に申し訳ありません。


お店の方の対応が本当に優しくて、私が泣いてしまいました。

・こんな小さな消しゴム一つで、言わないことも出来たはずなのに、本当のことを言うのはとても勇気が必要だったと思います。勇気を出して言ってくれたのだと思います。

・いいことではないけど、こういうことがあって、このお店に来るのが、動物に触れ合うのが嫌にならないで欲しいなと思うので、「また来てくださいね」と伝えて下さい。


ショッピングの駐車場で、娘にお店の人とのやり取りを話すと、「もうしない」と号泣し、泣きついてきました。


夫が「神対応だな。」と呟いていました。


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気づいて、その日に返せたのか良かったのと、

娘と話していると私も辛くなり、返しに行くの本当はとても憂鬱でした。


でも、お店の方の対応が本当にありがたくて、

ちゃんと謝りに行って良かったと、そう思いました。



実は、私も丁度娘と同じ6歳の時に

「友達が万引きした品だと知っているお菓子」を渡されて、みんなで食べて共犯になったことがあるのです。 「誰にも言うな」と言われ、母にも学校の先生にも言えず、その後7年程、フラッシュバックして落ち込んでいた時期がありました。


中学も終わりになり、あるフラッシュバックのタイミングで母に打ち明けることが出来て、そこからだいぶ楽になりました。


「自分一人で抱えることの辛さ」


を娘に与えると思うと、今回は、なんとしてもちゃんとしたかった。


今回のこと、もしかしたら、30年前の自分がしたかったことなんじゃないかと思いました。





万引きは悪いことですが、小さい事象のうちに、ちゃんと反省出来て良かったと、思っています。

娘は、自己正義感が強いのに、好奇心旺盛な性格なので、いつか、どこかで、もっと大きな問題を起こしかねないと思っていました。

こういう経験が「駄目なことは駄目なんだ」ときちんと、深く、子どもの心に残ったのではないかと思います。


こどもはこうやって成長していくのかも。

親になってたんだな私。


そう思った出来ごとでした。