「自分がホストになる?」
赤スーツを着た
ホストさんの
一言は
自分にとって
かなり
魅力的な
言葉
だった
正直言えば
自分も
ココロの奥底で
ホストをやってみたい
って
願望が
あったのだと
思う
容姿的には
多少の
自信が
あった
また
家業が
接客業
だったので
人と
しゃべる
事にも
当時
18歳
ながらも
普通の
人たちに
比べ
長けている
と
思っていた
また
高校生
だった
頃
自分の
誕生日に
後輩の
女の子
5人から
ブランド物の
靴やバック
スーツなどの
プレゼントを
貰った
事もあった
それが
小さな
自信と
なった
そして
赤スーツの
ホストさんに
質問に
対して
質問を
無意識に
返していた
「僕みたいな人間でもホストになれるのでしょうか?」