10日間の宿泊療養の説明があり、どうしますか?と聞かれた。

どうしますか?ってどうしたらいいんですか?って思ったけど家にいるだけで家族に感染させる可能性もあるし、お願いすることにした。

自宅から1時間半ほどのその施設は自治体では非公表なので、場所とかホテル名とか必要な人以外に教えないように念を押された。

施設には迎えの車が来るとのこと。

10日もホテル暮らしなんて何が必要か想像もつかないー。

迎えが来るまでの間、イロイロ悩んでお気に入りのスーツケースに荷造りした。
たくさんの旅を共にしたスーツケースだけど、コロナ療養が終わったら買い換えよう。

迎えに来たのは大きなワゴン車だった。フェイスシールドを渡され、乗客は私1人のみ。

沈黙のドライブは長かった。。。



ホテルの裏口の様なところにワゴン車を横付けにして、1人で降りるように促された。

ホテルの中に入ると、パーティションだらけの暗い廊下の奥の机に封筒とプラスチックケースが置いてありそれを持っていくよう表示されていた。飲料水なども持っていって良いと置いてあった。

封筒のなかにホテルの部屋キーが入っており、誰にも会わずにチェックインした。