いつも怒ってる人っていますよね。


かくいう私もそうでした。

40代までは。


目の前のことが

いつもタイヘンなことばかり!

と、思っていました。


仕事も家庭も子育ても、

友達との関係までも。


タイヘンだから

心がいつも戦闘体勢。

態度にも出る。


闘うには

怒りのエネルギーが必要だから

常に誰かを見張って

怒りのエネルギー補給


そんな人はこわいよねー

(笑)




亡夫との二人三脚の闘病生活は

10年間にも及びました。


30代後半から40代は

闘病生活と子育ての同時進行でした。


助けて欲しいと言っても

頼りたい人には助けてもらえず、

精神的にかなり追い詰められたことも

ありました。


そして、

いつも怒っていました。

今思うと。


怒りエネルギーで

つらいということを

ごまかしていました。


それほどつらかった。


でも、もう、

そこまで追い詰められると

あきらめるしかないんです。



闘病の最期の1年は

お金の問題や相入れない関係など

いろんなことをあきらめていきました。


悲しい気持ちを武器にしてまで

通じないことと闘うこと

やめました。


そうしたら、

目の前のただ生きてくれている夫と

心穏やかな日々を

過ごすことが出来ました。


瞬間瞬間の幸せを噛み締めました。


そんな日々は

周りの人も優しい人ばかりに

なりました。


夫が旅立つ時は

とても幸せだったと思いました。

やりきりました。



たまに、今でも、

夫が生きていてくれたらと

猛烈な悲しみに襲われることが

あります。


でも、

幸せな日々のタカラモノが

ずっとそばにあるので

私は幸せなんだとも思えます。


大事な娘もいる。




だから、もう、

悲しみの武器で何かと闘いません。


夫のことだけではなく、

他のことでも闘いません。


私は今も幸せだから。




自分の気持ちの持ち方で

人の優しさがわかります。

闘うことの無意味さもわかります。



タイヘンな時は

心穏やかに過ごしたい。

周りに期待しますが、


誰かにしてもらうのではなく、

自分の気持ち次第。

自分で心穏やかに過ごすのです



今、一番大事なのは何ですか?

今、一番大事な人は誰ですか?

今、一番やりたいことは何ですか?


選択するのは常に自分です。


『一番』を取ると

あきらめなくてはいけないことも

あります。


私はまさに心が凍りつくかのような

決断もしました。


それでもなお、

選択してきました。


すると、

助けてくれる人が現れました。


自分の幸せを選択して

生きるだけです。




誰かと闘うことが幸せですか?

違うよね〜




心穏やかに過ごすって

実はカンタンです。

シンプルなことです。