「幼稚園でみんなとぬりえができない」
そういう子はけっこういます。
ずっと座っていられない、同じ作業が好きでない、ひとつふたつ塗ると飽きてしまう、など。
ぬりえに限りませんが、今、16人に1人は、特別な支援を必要としています。
先生が「どうしたの?やりたくないの?」と聞いても自分の言葉で説明できない。また、本人はぬりえができないことを気にしていないことが多いです。
「言葉」を獲得するためには、どうしたら良いのでしょう。
実は条件がいくつもあります。
・脳の発達
・呼吸、発声、構音器官の発達
・運動機能の発達
・認識力の発達
・話したい、聞きたいという欲求
・呼吸、発声、構音器官の発達
・運動機能の発達
・認識力の発達
・話したい、聞きたいという欲求
脳の発達に必要なことを挙げると、それは
❶眠り
❷遊びや運動
❸コミュニケーション
❹愛情
です。
呼吸、発声、構音器官の発達に必要なことは
よく動くこと、咀嚼力を高めること、
そして、よく笑うことです。
運動機能の発達には
赤ちゃんからのおすわり、
ハイハイ、歩くことから始まり、
手押し車などをして鍛えることです。
手押し車は、体重や腕の力やバランスやお友だちと合わせることなど、様々な要素が求められる運動です。
認識力の発達には、「楽しい」の積み重ねや、模倣力が必要です。
話したい、聞きたい欲求を駆り立てるには、笑顔で楽しい交流が必要です。
何かの力をつけるとき、
いろいろな角度から見ることや
専門的な正しい情報を得て実行すること
が求められることがわかります。
ただ、1人で抱え込むのは得策でないし、
偉いことでもないのです。
周りに頼ること、力を借りることも
選択の内のひとつと考えます
そうそう、四年前にもった子が
この3月に小学校を卒業しました。
そして今日、学校にわざわざおばあちゃんと
来てくれたんです。
「3年生のときは大変お世話になりました。」
と。
私、担任でもないのに。
お言葉だけで充分なのに
たくさんのプレゼントをいただきました。
16人に1人の子でした。
が、ゆっくりゆっくり成長して
4月、立派な中学生になります‼︎
とっっっても誇らしいです。
〇〇くんに幸あれ‼️