2016.12


義母が家の事をやってくれた

毎晩眠れない私に寄り添ってくれ

こんなに辛い日々がどれだけ続くのだろう

何もできない何もしようと思えない自分が

怖くてしかなたかった


その頃の日記には

今日もただただ辛い1日

憂鬱しかない

こんな弱い私は母親失格だ

しっかりしなくては

恵まれている、子供たちも笑ってくれているのに

幸せと思えない私は贅沢だ

早くこんな状態から抜け出したい

そんな事ばかり書いていた


その時の自分の本当の気持ちを聞いてあげることなくもっと頑張れば克服できると思ってた


今思えばその辛い状況を

努力とか、負けない強い気持ちとか

それで乗り切ろうとしてたんだろうなと思う


ある晩布団に横になろうとしたけど

苦しくて息ができなくてもう嫌だってなった時

義母が背中をさすりながら

お母さんの話をした時、、、


お母さんが入院してた時のこと

亡くなった時のこと

義母に初めて細かく話した


義母は泣きながら辛かったね。と…

1人でずっと頑張ってきたんだね

お母さんが亡くなってちゃんと泣けないほどに

色んな責任を背負って

自分が何とかしなくちゃって

哀しむ事もできずに、ずっと頑張ってたんだよ

はるちゃんは、今。大好きなお母さんが亡くなって

悲しいんだよ

それが当たり前の感情なんだよ

そりゃそうよ、大好きなお母さんだもの

亡くなって悲しくない人なんていない

はるちゃん今は辛いけど

自然な事なのよ

辛いけどここから沢山涙を流して

お母さんを思って悲しくいと泣いて良いのよ


と、聞いて

めちゃくちゃ泣いた


お母さんが亡くなって1年1ヶ月後

私は初めてお母さんが亡くなった事が辛い

という感情に辿り着いた


それを実感した時

お母さんはこの世にはもういなくて

お母さんに一生会えないことの恐怖で

気が狂いそうになった

生きていく事

人生の先を想像するのも怖かった

お母さんのいない人生をあとどれだけ

生きていかないといけないのだろう


絶望した