当時の私は

辛すぎてわけがわからなさすぎて

身体が動かない事も心がボロボロに砕かれた感覚になっていても

先生からお母さんを亡くした哀しみ、心労です

と言われてもピンとこない

そこがどうしても繋がらない



どうしようもないくらいただただ辛くて

病院に行って先生に言われてもお母さんを亡くした哀しみを癒してあげることができず

一日でも早く元気になりたい

こんな辛いのは嫌だお母さん助けて

いつまでこんな思いをしなければならないんだろう、鬱になってしまう、いやもうなっているから

こうなってるんだ



わけのわからかい事を頭でぐるぐるぐるぐる

幼稚園から娘達が帰ってくるまで

1人の時間が怖くて外に出てみたりするけど

パニックになって何かに押しつぶされそうになり

すぐに家に戻りうずくまる



夜が眠れない

これも本当に辛かった

先生から精神安定剤と睡眠薬をもらっていたけど

これまた私の性格が邪魔をする

こんな身体の状態だから

と割り切って薬を飲めばいいのに

薬がないとダメな身体になるんじゃないか

睡眠薬が癖になって一生薬を飲む生活になるんじゃないか



そんな状態なのに、薬は飲まない。か、気休めに半分に割ったりしていた

先生からも

割り切って休めばまた元気になるよ

そう言われてるのに



このままじゃダメだ

こんな自分ではダメだ

早く元気にならなきゃダメだ

そんな風になった自分を認めてあげられず

私の心は一体どこにあったのだろう

心の中では苦しいよ、助けてよ、お母さんが死んでしまってめちゃくちゃ辛いんだよ

と叫んでいたのに

これじゃダメだダメだって



1番大切な自分の心を置き去りにしたまま

自分を追い込んでいった