お母さんに会えなくなって2年10ヶ月
とにかく辛かった日々から
少しずつ泣かずに過ごす日が増え
いつもモヤっとした気持ちを抱えながらも
笑って過ごす日の方が多くなってきた
ただ、寂しさは
どんどん膨らんでいく
この先もう二度とお母さんに会えない事を
諦められないのかな…
特に朝目覚める時にお母さんを想う
お母さんがいなくなるまで
寂しさを感じた事がなかった
それだけお母さんは私の心の支えだったんだ
周りから見たらもうすっかり元気になったね
と思われると思うけど
本当はまだまだ悲しい。
気を紛らせる事ができている
それだけでも以前の私からしたら
十分すぎるくらい
それでも何かもっと次の事を求めてしまうのは
お母さんがいた頃の自分に戻ろうとしているから
そんなの無理なのに…
お母さんがいた頃とはもう違う
去年まではお母さんのいない実家に帰るのが
不安だった
飛行機も乗れなかった
でも
今年は実家に帰って
お父さんと過ごし
幼馴染に会い
仲間と笑い
よし、頑張ろうと思って戻ってきた
けど、、、
何だろう…
寂しい気持ちでいっぱい…
もしかしたら前から寂しがり屋だったのかな
理解ある夫がいて
賑やかな娘達がいて
当たり前のように朝がくる
それ以上何を求めるのだろう
そんな自分に腹が立つ
色々考えるけど
やっぱりお母さんがいないのが寂しいんだ
その一点なんだ
寂しい気持ちはどうしようもない
すぐに消えるものではない
一生かもしれない
大切な人を失うという事は
その悲しみや寂しさと共に生きていく事なんだね
これが
寂しさ…なんだ。