真矢さんへ…
今が素面でもあるためか、一夜明けて更にダメージが増している。自身にとって思い入れの強いアーティストやアスリートの方々を見送る時にはいつも、ご冥福をお祈りすることしかできずもどかしさに苛まれるが、真矢さんの場合はLUNA SEAのライブではなかったものの、一度生でパフォーマンスを見たお方であるが故に、尚更寂しい。三田祭のステージの最後方どころか、キャンパス内の離れた場所からでも、当時はカラオケ程度しか音楽に触れる機会のなかった俺の鼓膜を突き抜けて、五臓六腑にまで「ドラムってここまで聞こえてくるのか?」というぐらいのパワーで鳴り響き、それでいて相川七瀬氏のボーカルを押し殺すどころか最高に引き立てていたのは、四半世紀近く経った今でも忘れられない。ただでさえ現代での56年と1月は、一般的にも「早世」と呼ばれる短さなのに、LUNA SEA内に留まらず、ドラムを極めんとする探求の旅を続けてきた真矢さん御本人にとっては、あまりにも早すぎたことであろう。最初の活動休止前まではV系色が強かったバンド内においても、パワー低下を恐れて、外見よりも筋力を重視していらしたことは、その探求心の表れといえよう。そんな中で我々ファン以上に心痛に苛まれていらっしゃるであろう奥方の石黒彩氏のコメントが、とても温かく、そして心強く感じられる。真矢さんを隣で支え続けてくれて、そして一緒にLUNA SEAを愛し続けてくれて、本当にありがとうございます。そして真矢さん、本当にありがとうございました。「I for You」からの引用ですが、我々ファンも心からあなた方を愛してます。