daydream Lover
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PLAY。

先日のこと。
 
 
久々になつき嬢と再会。
待機室で、ですが。
 
ご無沙汰いたしております、と軽く挨拶をしたら彼女がニンマリ。
 
 
幼い子供がイタズラを思いついたときのような、目をクリクリとさせた愛くるしい笑顔で
 
 
「ブログ更新してくださいよ!
 
あたし待ってるんですから!」
 
 
 
…あ、すいません…
 
 
 
スーパー筆不精、みことです。
 
なつき嬢の笑顔は罪つくり。
 
 
御仁様方に励まされ、スタッフ様方には脅されて
 
否、応援されてつらつらとしたためております。
 
 
 
みこが更新していない間に、たくさんの出来事がございました。
 
個人的に嬉しいことや辛いこともありましたが…
 
 
東日本大震災。
 
未曾有の天災と、もはや人災といいざるを得ない事故。
 
被災された方々が心と体に受けた傷はあまりに大きく、深さは計り知れません。
 
みこは本職で接したことがあるのですが、お話を伺っても
 
 
どうか気を落とされませんよう。
 
 
そんな一言しか口にできませんでした。
 
 
 
ボランティアに参加したい、とこんなに心底思ったのは初めてだと思います。
 
 
みこは経済を動かす、ちいさなちいさな歯車のひとつ。
 
自分にできることを微力と自覚しつつでも行い
 
精一杯、仕事をしなければと思います。
 
 
 
みこは最近、ついついスイーツを購入して甘美な世界に浸るのが増えたように思うのですが…
 
これも経済を動かす歯車なのだ、と強引に〆。

記憶と記録。

消える記憶。
消えない記録。
 
 
 
みこが連続でアップするなんてきっともう
恐らく絶対ありません。
 
 
少し体調を崩して早くに寝たもので、今日は未明から文章の羅列作業に取り組んでおりますが…
 
 
 
あの日は、こんな風に寒い朝だったのかを覚えていません。
 
 
 
家から色々なものを持ち出して神戸の親戚の元へ走った両親。
 
酷い有り様になった家を片付ける私たち姉弟。
 
 
 
…あのときはまだ私、頼れるおねえちゃんだったはずなんですけどね…
 
 
 
 
この時期になると流される映像記録は
毎年古くなっていって
昔の出来事になっていって
 
 
私のなかであの日の朝の寒さは、記録でしか振り返ることができません。
 
 
 
無様なブログを書きながら黙とうを捧げ
備蓄用のカンパンを買ったそばから姉弟で食べていたことを思い出しました。
 
 
甦る記憶と。
 
消えない記憶。
消えない記録。
 
 
2時間遅れで、どうか安らかに。

早春賦。

あれは寒い夜のこと。
 
 
少し前から愛車が壊れたもので、バスを利用しております。
 
 
 
みことです。
 
 
みこ、路線バスをなめておりました。
 
 
電車も満員は大変です。
吊り革に届かないこともまま、ある訳で。
 
 
ただ
 
バスの満員は大変すぎです。
 
みこの住む所が田舎ということもあるでしょうが、恐らく乗員の平均年齢60歳代。
 
 
通路に仕掛けられた手押し車の数々に腰を半ひねり。
吊り革につかまって、右へ左へ曲がる度にビッグウェーブ。
 
 
 
人生の先輩方、みこのカバンは吊り革ではございません。
 
 
「ごめんなさいね、持つものがないからねえ…」
 
 
そう言われると、みこも鬼ではないので
 
 
混んでいるときはお互い様ですもの。
 
 
そう微笑むしかございません。
 
 
疲れました。
 
 
 
 
そうだ。
貸し自転車屋さんへ行こう。
 
 
 
買い直すのはなんだか腹立たしい。
 
メンテナンスもしてくれて費用もお手軽。
 
 
 
ひと月ほどそれに気付かなかった自分に後悔しながら一路、貸し自転車屋さんへ。
 
 
すいません。
 
 
受付で声をあげるみこに、すぐさま従業員の男性がいらっしゃいました。
 
 
月極契約をさせて頂きたいんですが…
 
 
 
 
 
「ああ…無理ですねえ。」
 
 
 
…はい?
 
 
「座席を固定してますんで、すいません。」
 
 
…は…
 
 
「身長が足らないと思います。」
 
 
 
 
い、いや…
 
ちょ…
 
 
乗ってみてからの判断はないんですか!?
 
 
 
…もちろん自分の足の長さなんてものに、不満はあっても自信はありません。
 
 
だけど
 
まさか断られるなんて考えてもなかったみこはパニック。
 
 
 
跨がってみせて
男性、一言。
 
「やっぱり無理ですねえ。
すいませんね。」
 
 
 
お時間頂きましたと男性に告げて、みこはその場を離れました。
 
 
 
松の内から公衆の面前で失態を演じた自分を嘆きながら一路、バス停へ。
 
 
 
 
そうか。
愛用の自転車を修理にだそう。
 
 
 
みこは目を閉じました。
 
 
今日もきのうも、雪のそら
 
今日もきのうも、雪のそら
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