英語ゼロの私１８年アメリカに住む　いざ日本人探し！

前回の投稿で次は長男の幼稚園探し。と告知したが、いや、まず自分のサバイバル話が必要。と、いうことで、幼稚園探しは又次回でお話しますね。

アメリカに移住する前、向こうに住めばすぐ英語ペラペラになるでしょ。

と、周りから言われて、その言葉素直に受け止めて渡米した結果、甘かった。

正直全然理解できない。

全然わからな過ぎて、宇宙に来たかと思った

なので、当然英語が多少（完ぺきではないのに）できる旦那に１から１０まで頼る羽目になる。

買い物でさえも旦那がいないと不安。できなさ加減に自分が嫌になる。恥ずかしいとも思う。

一人で何もかもできてた日本の環境からガラッと変わり、何もできない、病院にも行けない。まるで自分が幼稚園児になった気分。

渡米して１か月も経たないうちからホームシック状態

英語のシャワーをまともに受けてる子供は大いにストレとなるか？と思い、会社が手配してくれやコーディネーター（もちろんアメリカ人）が勧めた現地の幼稚園に子供を入れさせる。長男はアメリカの幼稚園、というか、環境が好きだったみたいで案外すんなりと馴染んでくれた。すごく助かる。すぐに馴染んでくれてありがとう。という気持ち。

しかし、次男はかなり抵抗してた。幼稚園に通い始めて６か月たつのにギャン泣き。毎朝ギャーギャーなく次男を無理やり幼稚園に連れていき、環境になれさせた。これは、後からかなり反省。あそこまで嫌がる息子を無理して幼稚園に通わせることしなきゃよかった。もっとお家で一緒にいさせればよかった。と後々反省しました。ごめんね、次男君。

それでも、頑張って通ってくれた。

二人預けてもまだ一人残る。１歳、いや、もう２歳になってる三男を毎日のように晴れてたら公園に連れていく。

それもいつも違う場所。

地図を広げてありとあらゆる公園に行きまくる。

それはなぜか？
答えはただ一つ。

日本人探し

インターネットがまだ乏しい時代。スマホなんてまだない時代。

スマホで全部情報を得られる今の時代と違って自ら情報をゲットしなきゃならないから日本人を探す。

どこかの公園に行けば日本人にあえる。

日本人が集まる会。日本人がよくいくお店。日本人が多く集まるところ。何しろ私の英語をなんとかならないか。日本人対象に英語を教えてくれる場所。

自分で開拓していく必要があり、無我夢中で日本語を話す親子連れを探しまくった。

数か所さがして、いました。いた！日本人

あの時は本当にうれしかったー普段日本ではあまり声かけしない私だったが、日本語が聞こえた途端に「日本の方ですか？」と聞く自分がいた。逆ナンパしてる感覚

でも、本当にうれしかったのを今でも鮮明に覚えてる。

その方から得られたのは、日本人を対象にした英語のクラスが教会でやってること。

そして、日本人の子供を対象にしたストーリータイムというものが図書館でやってること。

すぐさま参加！

そこには日本の人たちがいるではありませんか！すごーーーーーーーくすごーーーく嬉しかった

安堵と安心、そして、日本語が聞こえる喜び。この上ない喜びを感じた。

これでお友達もできる！あー嬉しい！もう私一人じゃない！という気分。本当に孤独感満載だったから。

本当にありがたかった。そこでは、やはり、私と同じ思いをしてる方々がちらほらいて、同じ悩みを打ち明けれることで、年齢、学歴？職業？地方様々問わずすぐに仲良くなれる。

これは海外で住んでる人ありありの話。みんな日本人だと安心して心打ちとけれちゃう。皆親戚のように深い関係になれる。

趣味がお酒だけで大親友。男の子を育ててるだけで親友。

ちょっと癖があるなー。ちょっと面倒くさいひとかもなー。と思っても何となくいつも一緒にいちゃう。だって、日本語でお話ができる貴重な相手だから。

そんな風にして、日本人を見つけては色々情報をゲットしまくり、少しずつアメリカ生活も楽しくなり始めたころ、やはり英語ができない事でのフラストレーションが増してくる。まだ買い物、特にサンドイッチをオーダーするとか、マックでのオーダーの仕方、コーヒーですら何をどのように注文していいかわからない。すべて身振り手振り。そんなもので通じるわけがない！出川イングリッシュそのもの。

そこで学んだこと、指差しでオーダーする。

マックやレストランはそれができる。

でもスタバはそれができない。なぜならメニューが店員さんの後ろに看板のように見せてるから。あれすごく嫌。カウンターに見えるように置いといてほしい。

そして、何より不憫に感じたことは、子供たちが通ってる幼稚園は現地の幼稚園。インターナショナルではなく、当たり前に英語の世界。子供たちみんな英語。アメリカ人。中にはインド系、ロシア系、中国系もいたけどみんな英語です。先生たちも英語。誰も日本語話す事や、理解できる人ゼロの中に、英語力ゼロの子供アンド母ちゃん。毎日がサバイバル状態