今日 昆布を1時間煮出した後、枯節鰹ぶしをめいっぱい入れて出しを取った。我が家のコンプではじめて濃い出汁が取れた。


昨日からおひさまに干した茶色いエノキをオリーブオイルで炒めて玉ねぎも一緒に炒めて旨味が出るようにして、

そこに出汁を入れた。

家庭菜園のネギも。

ほんの少々の塩と醤油だけで

旨味が濃いスープの出来上がり。


昼ごはんの、メインは 味の素の米粉の冷凍餃子

野菜サラダ

小松菜とにんじんと海苔の和物

そしてスープ。


メインじゃないんだけど

実は凄い時間のかかってる珠玉のスープやなあ

よく考えたらそうやんなあ

と我ながら感心した

でも、改めてそれに気が付かなかったら

美味しいとは思いながらも、何気なく全部飲み干してしまったかも知れなかった。

自分が、そんなにいつも料理に、手間暇かけてるんだと、

凄い手間暇かけてるわりに自覚していなかった。

気がついてよかった。


そして、

よく考えたら、どの一皿も

みんな珠玉の一皿なのに


おさかな焼いただけだって

サカナが生まれて大きくなるまでどれだけの時間がかかって

漁師さんが大変な作業をして漁でとってきてくれて

遠くから運ばれて並べられて

買いに行って


凄い一皿なのに


知ってるつもりでも


普段それを本当には考えてもみなかったな



そして、生活の全てに置いてもそうなのかもしれない

毎日過ごしてるだけで

どれもこれも珠玉の出来事だらけ

なのかもしれないなあ


私が本を買うのがすきなのも

本ってどれも

珠玉の一冊だから なのかもしれないな


毎日

一瞬一瞬が、

珠玉の一皿なのかなと

気づけたらいいな