なんとな~く


豆蔵が宿ってからのブログを読んでいました。


これがアメリカ最後の治療だと、挑んだ体外受精。


7個とれたのに、1つしか胚盤胞にならなかったけど、とりあえず1つは大丈夫だったんだとほっとした6月。


移植して、鍼や漢方まで通って、やっと陽性判定と思ったら


Hcg6と言われて、帰りのハイウェイで大泣きしたあの日。


そこから1日おきにHcgの数値を見ていき、奇跡的に上がっていったのを一緒に喜んでくれた姉さん。


そのあとも週1回月曜に起こる出血に悩まされ、


6週から始まったつわりに悩まされ


やっとここまで来た。


豆蔵が宿っていることが当たり前になってきて、


かわいい子がいいとか、鼻は健ちゃんに似てほしいとか、そういうぜいたくまでも言うようになった。


健康で、五体満足で十分なのに。


エゴがすごいわ。


でも


このHcgの数値では妊娠まで至るのは4.7%の確率と言われたあの日。


4.7%という数字に唖然としてしまっていた。


私は妊娠できないんだなぁと大泣きして、落胆してた。



でも、こんなこともあるもんだ。


この子は本当に強い子なんだ。


生まれてくるべくして生まれる子なんだと最近では思える。


早く3月になれ。


豆蔵なのか豆子なのかまだ分からないけど


私はもう会いたくて仕方ない。


早産は困るけど、


機が熟したら、ぽーーーーんと生まれてきてほしい。


そして、ずっと見たかった顔を見せてほしい。


と、なんとなーく、感傷に浸ってみるのでした。



きるこ

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